10月の初め、20年来の友達がホスピスに入ったとの知らせを受けました。
ずい分前に乳がんの手術をしたという話は聞いていたけど、肺に転移が見つかった時にはもう…。
県外の病院だったので、なかなかお見舞いに行くこともできず、やっと昨日行くことができました。昨日はたまたま仲間たちそれぞれの都合がそろって、5人で病院に向かうことになったんです。
病院に着いたら彼女のお母さんが出迎えて下さり、あたしたちが来るのを何日も前から楽しみにしてて、この日までは、この日までは…って励みにしてたってことを教えてくれました・・・。
主治医からは、いつどうなってもおかしくない状況で、はっきりと言葉を交わすことができるのは、今日が最後になるかもしれないと言われていたようです。痛み止めを打つ間隔も短くなっているとのこと。
そのことを踏まえてみんなで病室に向かうと・・・
御主人や中学生の娘さん、小学生の息子さんと一緒に、変わらぬ笑顔であたしたちを迎えてくれました。めちゃくちゃ痩せてるんだけど、顔はむくんでる感じがした・・・
さっきの主治医の話はウソでしょ、って言いたくなるくらい彼女は元気そうに振舞っていました。ニット帽をかぶっていれば大体察しがつくのに、わざわざ帽子を脱いで、髪の毛ないのに火照るから保冷剤を頭にのせてるのよって笑ってみせた・・・
想い出話に花が咲き、時間がたつのも忘れそうなほどだったけど、正直彼女がそんなに深刻な状況だとは思えませんでした。でもやっぱり時々ふぅっと意識が落ちそうになったり、痛みで表情が曇ったりする瞬間があって、
ドキッとした・・・
そして、そろそろ帰るねって別れ際に握手をした時、馬鹿なあたしは、つい「ガンバッテネ」と言ってしまった・・・
これ以上頑張りようがないくらい頑張っているんだから、絶対に「ガンバッテ」という言葉は言わない!って決めてたのに、彼女の手を握ったら「頑張って生きてほしい!」という思いがこみ上げてきてしまったの。。。絶対言っちゃいけない言葉だったのに。。。
カウンセラーには向かないな…
かなりへこんだけど、また来るね!って最高の笑顔で病室を後にしました。・・・そして泣いた。