リア充~飾られた残念[No.172] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
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最近、SNS上で妙に作り上げられた「リア充」に対する批判的な声を耳にする機会が増えた。

僕もブログを書いているので人ごとではない。自分を飾ることなく、偽ることなく、かつての僕と同じようなことで悩んでいる人の参考になればいいな、自分の感じていることを表現したいな、ってことで「ありのまま」をこころがけてはいる。

でも、絶対に誤解は避けられなくて、何を言いたいこと言っているんだ?みたいに思われていることは覚悟の上だ。人それぞれ言葉や表現にたいして感じる意味、価値は、性格や経験、状況によって千差万別だから。そんなで僕の顔と名はさらさないといけないなって思う。

かといって、そういった誤解、批判を恐れて、平たい、何となくリア充な、表現をするつもりはない。また、正と悪をピシッって分けることで過剰に飾られた正をたたえ、過剰におとしめられた悪を叩くゴシップネタを好きになれない。妙に濃いめに味付けられた鮮度の落ちた肉みたいで。

僕は仕事上の専門誌を毎月、何冊か読んでいて、技術・業界のトレンドを大まかに知るという意味で、非常に参考になっている。ただ、これ何の広告だろ?ってコラムもタマにある。自分がマイナスの部分もよく分かっていることを、プラスのことだけバブリーに紹介されていたりすると、何で僕は広告に対してお金を払っていて、かつ時間を割いているんだろう?ってむなしく思ってしまうことがある。

欲しいのはリアルな情報だ。「充」はいらない。誇張、飾りのない、ネガティブなことも包み隠されることのないリアルだ。バブルはいつか吹っ飛んでバレる。表面的な付き合いであれば、ごまかしも効くけど、長く深く付き合っているうちにメッキは必ず剥がれる。その時に事前の期待と現実のギャップの大きさが残念の大きさとなる。ずっと自慢話に付き合う人なんていない。


バブルの時に日本の金融機関が57億で買ったゴッホ

人の自慢話には、ホドホドに同調するけど、変に話を広げないように控えめなリアクションに留めるようにしている。早く終わってくれないかなって。そんな中、時々どうしようもなくイライラしてしまうことがある。心に余裕がなくなっているのかもしれない。自慢話への耐性は心の余裕を測るバロメーターだから。

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