2勝8敗〜多くの失敗とチョットの成功[No.148] | 起業して不安はあるもののワクワクしている50歳・IT技術者・中小企業診断士のブログ
文章長すぎ!って方は赤字部分だけお読みください。
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2勝8敗。プロ野球のピッチャーなら2軍落ちになりそうな成績である。皆が同じことして同じ方向を向いてってことが変わってきて、明確な答えが見えにくくなりつつある今、たくさんの負けから学び、そのマイナスを上回る勝ちを収めればいいってことを耳にして考えてしまった。

営業は全てのお客さんに売ろうとすると売れない、って話を聞いた事がある。売ろうとする気持ちが前に出過ぎてしまい、それをお客に見透かされ、ひかれてしまう。振り向いて欲しい女性にしつこくすればするほど逃げられてしまうように。お客に自分の余裕を感じさせつつ、お客が心の奥に秘めている、でも上手く表現できていない、要望を感じられる相談役みたいな対等な立場に立たないといけないそうだ。

古代中国の戦術書「孫氏」に不敗という考え方が載っている。勝ってはいないけど負けてもいない状態。ボロボロになって再起できなくなっては元も子もない。自分の努力・工夫で不敗の状態を何とかキープしておいて、敵が隙を見せたら、環境が自分に味方したら、一気呵成に攻めこむ。腐ってはいけない、いつかチャンスは来るもんだ。

ストーンズのTime is on my side(チャンスはこれからだ。)

不確実性の大きい株式投資。予想に反して値下がりしてしまった時の撤退(売り)のルールを決めておいて感情に流されることのない損切りが大切だと言われている。自分の判断の誤りを早く認めてダメージを最小限に食い止められる素敵なリーダーみたいに。多くの小さな負けの中に、ほんの少しの大きな勝ちでトータルで勝ち越せばいい。


何が正しいかなんてやってみないと分からない。だから失敗を避けて通ることは出来ない。人の失敗を教科書に出来ることもあるけど、人の失敗と自分のそれでは得られる情報には雲泥の差がある。多分こうだろうなって予想してやってみて、違った結果が出て、なんで?って原因を考えて考えて考えまくって修正して、またやってみる。こんなこと繰り返していれば、いつか時流も味方する。戦いもしないで後ろの安全な所から戦っている人、負けている人をとやかく言う評論家に惑わされないよう、しっかりとした気持ちを持ち続けないと。そういうノイズを鵜呑みにして立ち止まってしまった時こそ真の失敗だ。

なるべく大きな幸せと、なるべく小さな不幸せ、なるべくいっぱい集めよう!そんな気持ち分かるでしょう?

ブルーハーツ「情熱の薔薇」の替え歌

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