筋・筋膜リリース。
最近ではよく聞く言葉。
自分は２０年以上前から、筋膜と咬み合わせ、頭蓋骨調整など勉強していました。
しかし、日本では、筋膜と言う言葉無く、
筋膜は無いと言われていました。
治療院や接骨院の先生からは、
バカにされてました。
ドイツ、ヨーロッパ医学では筋膜は
主流でした。
(日本はアメリカ医学が主流だったので)
その為、ヨーロッパの本や資料を
翻訳してもらい勉強していました。
流行にのっかる、少し学んで
技術を得た気になっている術者。
小手先のテクニックだけで本質を
無視(理解してない)してる術者。
とても危険ですが。
怖いのは、やってる術者が危険に
気付いていないと言う事です。
筋膜は、ただ剥がせばいいみたいに
なってますが。
内出血する様な刺激は組織を破壊してる為
かえって、炎症を起こしたうえ
血流が悪くなります。
炎症してる時は興奮作用の為、
一時的に痛みが消失し、
筋膜や筋線維の損傷を起こしてる為、
関節可動域か広がったなど
勘違いがおこります。
術者もその場効果があったかの様に思い
勘違いしてしまいます。
カッサやカッピングなども、
使い方次第で効果もでますが
その場の結果だけを求め、逆効果も
多いです。
きちんと先を診た治療が出来ているかが
患者さんの為になるのです。
筋膜のリリースも大事ですが、
人には
利き目、利き噛み、利き手、利き足など、
その人の習慣性や癖、性格、生活環境
などがあります。
筋膜にも人によって方向性が
あるのです。
筋膜リレーション(アナトミートレイン)
を理解して無いと、、、
術者がただ単に自己満足してるだけです。
患者さん辛い症状で来院して、
痛い思いをして、逆に悪化してしまう。
全身のリレーションや筋膜だけでは無く
噛み合わせ、内臓マニピュレーション、
呼吸によるクレニアルテクニックなど
総合的に診れないと治療にはなりません。
もっと深い話しをすれば
気の流れ(正気の量)を含み
患者さんの身体以外も感じなければ
根本まで辿り着か無いのです。
筋膜リリースも歴史があり、
奥の深いテクニックなのです。
剥がせば良いと言う、
単純な考えは危険なのです。
少しでも健康に繋がれば
ありがたいです。
(余談)
２４年前はまだガラケーの出始めた時代で、
パソコンがある家は裕福な家庭だと言う
時代です。
携帯にメール機能もなく
ショートメール。
ただ時代は急速なＩＴ化していたので、
当時自分は今後、ストレス社会になり
自律神経による患者さんが
増えるのではないかと思い、
噛み合わせや頭蓋バランス、
内臓マニピュレーション
などオステオパシーに興味も持ち、
当時、カイロプラクティックが主流だった
日本のアメリカ医学より
ヨーロッパ医学に関心をして、その中で、
筋膜リレーションに出会いました。
もちろん素晴らしい先生に出会えたのが
きっかけですが。
そして学ぶ中で凄い先生に出会い。
身体や解剖学も重要ですが、
感覚を磨くなかに氣の存在に気付かされ
視えてるものだけが全てでは無いと
医道の厳しさ深さを知り。
それとともにやり甲斐や面白さを
感じ。
勿論、誤った診断やテクニックでの
怖さを、教わり。
大切な患者さんへの
思いやり、感謝
などは普段の行動からも
意識が変わりました。
きつく書いているかと感じる方も
いるかも知れませんが
少しでも、健康に繋がるきっかけになれば
と思います。
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