Songs of Oceana -11ページ目
<< 前のページへ最新 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11

St. Francis

今日は久しぶりにお日様!


新しい空気を 光を


できるだけ体に取り込みたくて


深呼吸を何度も何度もした


朝の散歩でした



さて、


この間お話した、私が一方的に恋している聖人



St. Francis(聖フランシスコ)です。


いつも思うのですが、


私が最初の人間でなくてよかったって(笑)


先人たちの苦悩や、探求の生涯から生まれた


言葉が


私たちに語りかけ


進むべき道の


目印になってくれることが


どんなにありがたいことかと思います


Have a Wonderful Day!


(以下、St. Francisの平和の祈りの言葉です。訳は、Wikipediaから。ちょっと変えてますが)



Load, make me an instrument of your peace


主よ、わたしをあなたの平和の道具とさせてください


where there is hatred, let me sow love


憎しみのあるところに愛の種をまき、


when there is injury, pardon


罪のあるところに赦しを、


where there is doubt, faith


疑いのあるところに信仰を、


where there is despair, hope


絶望のあるところに希望を、


where there is darkness, light


暗闇に光を


and where there is sadness, joy,


悲しみのあるところには喜びを




Grant that I may not so much seek


主よ、私は求めたいのです


to be consoled as to console


慰められるより、慰めることを、


to be understood, as to understand,


理解されるよりも理解することを、


to be loved as to love


愛されるよりも、愛することを


for it is in giving, that we receive


なぜなら、与えてこそ、私たちは受け取ることができるのです


for it is in pardoning that we are pardoned,


なぜなら、人は赦してこそ、赦されるからです


and it is in dying (to ourselves) that we are born to eternal life.


そして死してこそ、永遠の命に生まれることができるからです




Songs of Oceana

Blue Iris

朝の散歩をしていたら、


急に思い出して、恋しくなった詩があった。


アメリカ人の、Mary Oliver(メアリー オリバー)の“Blue Iris”という詩


誰もがきっと体験したことのあるこの気持ちを


彼女はどうしてこうも


少しの言葉で描いてしまえるんだろう


うーん、詩人って憧れる




"Blue Iris" ブルーアイリス (かなり感覚で訳していますので、ご勘弁を ( ´艸`) )





Now that I'm free to be myself, who am I? 



やっと私らしくいられる自由がある今、 私は誰なんだろうって思う。





Can't fly, can't run and see how slowly I walk.



飛べないし、走れないし、それに見て、こんなにゆっくりしか歩けない




Well, I think, I can read books.



そうね、本を読むことならできるじゃない





"What's that you're doing?"



“君がしているそれは何だい?”



the green-headed fly shouts as it buzzes past.


緑あたまのハエが、ぶーんと私の脇を飛び去りながら聞く



I close the book.



私は本を閉じる





Well, I can write down words, like these, softly.



じゃぁ、言葉を書くことならできるわ、こんなふうに、やわらかに





"What's that you're doing?" whispers the wind, pausing
in a heap just outside the window.



“君がしているそれは何だい?”


窓のすぐ外の山積みに立ち止まった風が、小声でささやく





Give me a little time, I say back to its staring, silver face.



ちょっと時間をちょうだいよ。 



じっとこっちを見ている銀色のその顔に言い返す



It doesn't happen all of a sudden, you know.


突然やってきたりするものじゃないんだから




"Doesn't it?" says the wind, and breaks open, releasing
distillation of blue iris.



“そうだろう?” と風は言い



吹き散る



青いアイリスの香りを ぱーっとふりまきながら





And my heart panics not to be, as I long to be,


the empty, waiting, pure, speechless receptacle.


そして私は鼓動を抑えようとあわてる


だって


からっぽの


待っている


純粋な


無口の


容器でいたいと


願っているのだから

<< 前のページへ最新 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11