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ソンブーンのブログ

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2026年6月27日(土)

 

映画専門チャンネルのムービープラスで放映を録画しておいて観ました。

1972年の米ドラマ映画。マイケル・リッチー監督。ジェレミー・ラーナー脚本。ロバート・レッドフォード主演。他にピーター・ボイル、カレン・カールソン等出演。第45回米アカデミー賞脚本賞受賞作品。

僕の評価は5点満点で3.7です。

 

作品紹介(映画コムより)

アメリカの上院議員選を舞台に、選挙のメカニズムに組み込まれ、操り人形と化していく若者の姿を描く。製作はウォルター・コブレンツ、監督は「ブラック・エース」のマイケル・リッチー、脚本はジェレミー・ラーナー、撮影はジョン・コーティー、音楽はジョン・ルベンスタイン、衣裳デザインはパトリシア・ノリスが各々担当。出演はロバート・レッドフォード、ピーター・ボイル、ドン・ポーター、アレン・ガーフィールド、カレン・カールソン、クイン・レデガー、モーガン・アプトン、メルヴィン・ダグラス、マイケル・ラーナーなど。

 

ストーリー(映画コムより)

カリフォルニア州の上院議員選は、共和党のジャーモン(ドン・ポーター)が現職議員の強みを発揮していたが、民主党は、若くて有能な弁護士ビル・マッケイ(ロバート・レッドフォード)に白羽の矢を立てた。ビルは妻ナンシー(カレン・カールソン)と幸福な生活を送り、加えて父のジョン(メルヴィン・ダグラス)は民主党の長老で、カリフォルニアの州知事をつとめたこともある。党では、ビルの選挙参謀にルーカス(ピーター・ボイル)を選びプロジェクト・チームを編成した。プロデューサー格のクライン(アレン・ガーフィールド)、マスコミ担当のヘンダーソン(モーガン・アプトン)、進行係のジェンキン(クイン・レデガー)、演説作者のコーリス(マイケル・ラーナー)……いずれも選挙にかけては、名うてのプロである。「選挙に勝つために必要なのは、政見ではなく、有権者にどうしたらいい印象を与えるかにつきる」と言うルーカスに、ビルは批判的だった。しかし、南カリフォルニアの山林で山火事が起きて、かけつけたビルとジャーモンが鉢合わせした時、ジャーモンは報道陣に、当地方を災害地区に指定すること、ジャーモン自然保護法案を提出することなどを、誇らしげに宣言した。どんな高邁な理想も、現職議員がちらつかせる公約の前では影が薄いことを、ビルは痛感するのだった。また、父の古い体質がいやで意識的に無関係であろうとしたビルも、父の有形無形の影響力を無視するわけにはいかず、協力を頼むのだった。世論調査の予想得票率は、ジャーモン54パーセント、ビル39パーセント、浮動票7パーセントと発表され、ビルは、この数字なら逆転の可能性があると思った。やがて、ビルは自分と無関係な人格が、第三者の手でつくり出され、一人歩きしはじめたのを感じた。ジャーモンがテレビの公開討論に応じた。プロジェクト・チームの活躍は最高潮に達し、ルーカスはビルの箸のあげおろしにまで口をはさんだ。討論は進んだが、敵もさる者である。ビルはルーカスたちが練りあげた草案を捨てていた。「私たちは口当りのいい言葉で話し合ってきたが、肝心なことを避けて通りました。恐怖と憎悪と暴力によって、私たちの社会が分断されている事実を無視してきたのです……」ジャーモンは不意をつかれて狼狽し、番組は終った。スタジオの控え室では、父のジョンが待っていた。満面に笑みをたたえている彼は、ビルが優位に立ったと見て、重い腰を上げた。ベテラン政治家らしい狡猾さだった。ビルの態度にも微妙な変化があらわれた。ジョンの紹介する選挙ブローカーにも抵抗を示さなかったし、ホテルへ女を連れこんで打合わせの時間に遅れたりした。そして演説会では、アメリカの栄光をたたえ、偉大な社会の一員として自覚を高めよう、と訴えた。やがて、投票日が来て、ビルが勝った。熱狂する支持者の渦を逃れた彼は、ルーカスを事務所の空室に誘うと言った。「これからどうしたらいい?」。彼の顔は、敗者のように不安気だった。

 

ストーリー(ウィキペディアより)

選挙のスペシャリストであるマービン・ルーカス(ピーター・ボイル)は、現在3期目のカリフォルニア州選出の人気の高い共和党上院議員クロッカー・ジャーモン(ドン・ポーター)に対抗する民主党の候補者を探さなければならない。勝てない選挙に積極的に出たがる民主党の大物議員がいないため、ルーカスは元カリフォルニア州知事ジョン・J・マッケイ(メルビン・ダグラス)の、理想主義的でハンサムでカリスマ性のある息子、ビル・マッケイ(ロバート・レッドフォード)に目を付ける。

ルーカスはマッケイにある提案をする。ジャーモンが負ける筈がなく、結果は既に見えているので、マッケイは正に自分の言いたいことを言って選挙運動する自由がある。マッケイは自分の価値観を訴える機会を得られることからこの提案を受け入れ、選挙運動を開始する。民主党内に大した対抗馬がいないので、マッケイはその名前だけで民主党の指名を獲得する。その後、ルーカスは嫌なニュースを告げる。最新の選挙予想によれば、マッケイは圧倒的な差で敗北するというのである。ルーカスは、民主党はマッケイが負けても屈辱というほどのことはないと考えていることから、マッケイはより幅広い有権者にアピールするために主張を穏健化させていく。

マッケイは州全体で選挙活動を行っていく中、彼のメッセージは日に日に総論的になっていく。このやり方により世論調査での支持率は上がってきているが、彼は新たな問題を抱えることとなる。マッケイの父親が選挙から距離を置いているため、メディアは彼の沈黙をはジャーモンへの支持を意味していると解釈している。マッケイはしぶしぶ父親に会って問題を話すと、父親はメディアに対し、選挙から距離を置いて欲しいとの息子の意向を尊重しているだけだと語る。

世論調査でのマッケイとの差が僅か9ポイントしか無くなってきたこともあり、ジャーモンは討論会の開催を提案する。 マッケイはルーカスが作成する案に沿って討論することに同意するが、討論会の最終盤、マッケイは良心の呵責を感じ、この討論会は貧困や人種などの本当に重要な問題を扱っていないと口走ってしまう。ルーカスはこれは自陣の選挙運動に悪影響を与えると激怒する。報道陣は討論会終了後のマッケイを質問攻めにしようとするが、彼の父親が到着し、彼の討論ぶりを祝福する。マッケイの失言を報じる代わりに、息子を支援するために元知事が再登場したという報道内容になった。この好意的な報道と父親による選挙運動の支援が相まって、世論調査での差は更に縮まる。

投票を数日後に控えたルーカスとマッケイの父親は、マッケイ支持の可能性について話し合うために労働組合の代表者との会談の場を設ける。会談中、組合の代表者はマッケイに対し、協力すればお互いに多くの利益をもたらすことが出来るのではないかと感じていると語る。マッケイは、組合と連携する積りは無いと言うが、ぎこちなくはあるが部屋全体で笑いが起こり、緊張は和らぐ。労働組合の代表者がマッケイ支持を公表し、今やカリフォルニア州の労働者の支持を得て、マッケイはジャーモンと互角の状況となる。

そしてマッケイが選挙に勝つ。最後のシーンでは、報道陣が外で騒ぐ中、彼は祝勝会から抜け出し、ルーカスを部屋に引き込む。 マッケイはルーカスに訊く。「これから一体どうすりゃいいんだ?」 報道陣が2人を部屋から引きずり出そうとやって来る中、ルーカスは返事をしない。