2010春・甲子園　代表校の横顔26 嘉手納

学校紹介
沖縄県立嘉手納高等学校（県立高・沖縄県中頭郡嘉手納町）
1984年創立
生徒数：685人（うち女子348人）
野球部：創立1984年　部員数：45人
春夏を通じての初の甲子園出場

基地問題で揺れる沖縄の町から吉報。いまや全国でも屈指の激戦区となった沖縄の秋季県大会を2位で折り返し、九州大会初戦で優勝候補の一角・プロ注目の大型本格派右腕・中崎擁する日南学園に勝利すると、その後勢いは止まらず、九州チャンピオンとして選抜甲子園に乗り込む。

そのチームを引っ張るのは全国軟式中学野球で全国制覇を経験している池原有、眞謝博哉のバッテリー。

エースの池原はmax130km台後半のストレートにカーブ、スライダーを巧みに投げ分け、凡打の山を築く。その小気味良いピッチングで守備陣にもリズムを与える。

また、秋季九州大会・準決勝でマウンドへ上がった技巧派左腕・山城星也もサイド気味の変則フォームで緩急を付けたピッチングで強打の福岡の自由ケ丘打線に対して3安打完封を演じ、実戦向きな投手として十分に計算が付く投手の様だ、、、

打撃では、守りでは捕手、打っては4番、そして、チームの主将を務める眞謝が中心。全国の各地区の優勝校が揃った明治神宮野球大会の初戦で優勝した大垣日大に敗れはしたものの、上位から下位まで外野の間を抜ける打球の速さに何か甲子園でもやってくれそうな予感を感じさせた、、、

先ずは、初戦突破を目指して、甲子園でも嘉手納旋風を巻き起こして欲しい、、、各スポーツ紙や高校野球関連雑誌での評価でダークスホース的存在と書かれている。

2009秋季高校野球　嘉手納の勝ち上がり
http://ameblo.jp/somtamaroi99/entry-10384281380.html

2010春・甲子園 代表校の横顔26 嘉手納