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いつかまたラオスで

親兄弟、友人にも話せない悩みを抱えつつ、いつかまたラオスで夫と暮らそうと考えていますが…。夫と話してみて夫を信じる自分がいたので、そんな自分を信じてみようと思ったから。

「ファヒム パリが見た奇跡」
バングラデシュ人の親子がパリに行き、政治難民として難民申請するが、上手くいかず、不法滞在者として父親が逮捕される。ギリギリのタイミングで、チェスの天才少年である息子がフランスチャンピオンになり、チェス塾の女性が首相に直訴、国外退去を免れる。
 チェスのコーチや、周囲の大人たち、ファヒムのチェス仲間に人種偏見はなくて、ファヒムも言葉の習得が早く、どんどん溶け込んでいく。
 でも、奇跡の感動ドラマとしての熱さはない。なぜかというと政治難民を企む父親も、怒りっぽいコーチも、もっと闇を抱えていそうなのに描かれ方が浅い。まあ、実在の人物は、政治難民というけど、証拠はなさそうだし、ありのまま描くと同情されないのかも。だからか中途半端な印象。
印象に残ったのはバングラデシュ人の難民申請をインド人通訳が邪魔する場面、バングラデシュ人のおそらく不法滞在者の居住地区の場面。映画にするため、現実を誇張しているか、それとも、もっとえげつない現実をマイルドにしているか、どっちだろう。この時期、どれだけの不法滞在者がどんな暮らしをしているんだろう。