今夜の夕食は1人だ。
出張先のホテルのそばにある、蕎麦がうりの和食屋さんにきた。
とりあえず生を注文して、悩んだあげく天ざる蕎麦を注文した。
1人で天ざる蕎麦は初めての経験。
間もなく運ばれてきて、俺はあることに気づいてしまった!
なんということだ。。。
天ざるがこんなに難易度高い食べ物だったとは!
天ぷらも、ざる蕎麦も、速く食べなくてはいけない。
揚げたての天ぷらを選ぶか、
茹でたての蕎麦を選ぶか。
冷める天ぷら、のびる蕎麦。
ビールを飲んでいる俺は、まずはツマミに天ぷらを楽しむ…
いやいや、麺にこだわる俺は茹でたての生きたコシを楽しむべき…
ああ!
ああ!!
こんなこと考えている間にも天ぷらは冷めていき、蕎麦はのびていく。
なんて、、なんて俺は浅はかだったのか。
1人になって初めて気づいた。
ここには会話というエッセンスがない。
天ざるとの一騎打ちだ。
蕎麦を打つ職人、天ぷらを揚げる職人の顔が脳裏に浮かぶ。。。
そんなことを考えながら、俺はなんとか箸を進めた。
そして数ある天ぷらの最後に海老天が残った。
オー!!
メインをなぜ最後に!?
もう揚げたてじゃないよ!
ホワイ俺!?
44歳になって初めて気づくこともある。
まだまだだなぁ。




しっかり厄払い&商売繁盛の祈願をしてきましたよ




