20代前半の頃、よく読んでいたファッション雑誌の洋服の中でも「シャネルのスーツ」は、私の憧れのひとつだった。

きちんとした中にも可愛さのある感じが好きで、いつか着てみたいと思っていたものだ。
 
孤児院育ちで自立した生活を目指していたというココ・シャネル。
この本に記載されている彼女の99個の言葉から、自分への誠実さ、強さ、創造性、ひたむきさを感じることができる。
 
・「あなたがわたしのことを
  好きか嫌いかなんて
  どっちでもいいわ。
  だって、わたしは自分のなりたい姿に
  近づくのに忙しいから。」
 
・「強くなりたい?
  それならば、流れに逆らって泳ぎなさい。
  そして、
  自分の水路を見つけなさい。」
 
ココ・シャネルは、その自分を貫く強さから、女性が「男性の付属品」だった時代に、女性向けの水着や香水、動きやすいジャージを流行させた。このことが、女性を取り巻く環境変化の歴史の中で大きな一役を担っているのも事実だろう。
 
自分を貫き生きていくココ・シャネルの姿勢に、とても憧れる。
 
また、この本には、歳を重ねた女性がより良く生きるための言葉もある。
 
いつも手元におき、疲れているとき、自信がなくなってしまったときなどにちょっと覗いてみたい、そんな本だ。