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アンダンテ♪・・・ゆっくりと

思いつくまま、気の向くまま・・・そんなブログです。

多忙な時期は、コメントのお返しが遅くなることがございます。
どうぞ、ご了承くださいませ。

         

何度も書いていますが、私のブログには時系列が存在しません。
「電車にゆられて」
http://ameblo.jp/somew/entry-11799330878.htmlの記事から2ヶ月が経とうとしています。わたらせ渓谷鐵道の神戸駅近くに、予てから行きたかった場所がありました。

3月末、公開せずに保存した記事を、まずはそのまま載せます。




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わたらせ渓谷鐵道の神戸駅近くに、予てから行きたかった美術館があります。


富弘美術館








ご存知の方も多いかと思いますが、星野富弘さんは首から下が麻痺のため口に筆を咥えて作品を描かれている方です。
カレンダーや壁にかかった絵などで馴染み深いものでしたが、実際の作品を観るのは今回が初めてのことでした。






























建物内部には、大小の円形の部屋がいくつもあります。
その円形の部屋の中に、星野富弘さんの作品が飾られているのです。
星野富弘さんのイメージとこの近代的な建物に、最初は違和感を感じずにはいられませんでした。
星野さんの描くものが、とても素朴で静かなものだから。どこか、冷たい感じのする建物に果たして合うのだろうか?と外観を眺めました。建物の内部に入ると、そんな違和感は影を薄めてしまったのです。建物と作品の調和がうまく作されているということなのでしょうか?私にはその見極めが出来る才能はないので解りませんが。
星野富弘さんの作品が、建物を圧倒する大きな力があるのかもしれないなぁ・・・と、漠然と感じました。




感じたことを素直に書きたいと思います。
作品を見て、涙が出てきました。感動の涙と同時に、自分自身を恥じる涙です。
私は、可哀想だと思う気持ちが、どこかにあったと思ったのです。
可哀想なんて思うこと自体、彼に対してたいへん失礼なこと。そんなことを思ったら、なんて私はちっぽけな人間なんだろう・・・と。自分の弱さを痛感しました。
彼の優しさと強さを目の当たりにして、私頭の中で、様々な感情がうずまきました。ひとつひとつ文章にできないほどの、たくさんの感情が。

私は、帰宅して試したことがあります。
星野さんが初めて筆を口にくわえて書いた アイウエオ カキクケコ・・・。
私も筆ペンを口でくわえて書いてみました。タチツテトまで書いたら、途中で止めたくなりました。
最後まで書き終えたときは、口元の筋肉が震えるような感じになり疲れるのです。
星野さん、今のような作品を書けるようになるまで、どれだけ頑張ったんだろう・・・・・










ゆっくりと1つ1つの作品を観せていただき、館内のカフェペースに入りました。
感動を引き連れて・・・いえ、それよりも言葉にならない心の痛みを引き連れて・・・・・

※カフェ内は撮影の許可をいただきました




白いイームズチェアが眩しい。美しい景色だなぁ~と目で見る・・・見える。
どこに座る?って自然に足を運んで、当たり前のように座る。



















当たり前に取っ手に指をかけて、いつものようにコーヒーを飲む。








当たり前がどんなにしあわせなことか・・・・・










一番印象に残った言葉を・・・・・
それは、筆をくわえて絵や文章を書き始めて1年経ったころの作品です。







ゼロはいくら足しても
ゼロだけど
0,1でも残っていれば
いつか1になり
百にだってなれる
数学は嫌いだったけれど
この足し算をやっていこう
今の私は0.1






たいへんなことも、辛いことも、日常には転がっています。
もうだめだ・・・と投げ出してしまうこともあります。
私は0.1から1になったかな?10ぐらいにはなったかな?
どうなんだろう・・・・・


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実は、この記事はお藏入りになっていたかもしれません。
感動もたくさんいただいたけれど、私自身たくさん考えることがあって全くまとまらなずにいたからなのです。結局、今回もまとまらず終わりましたが・・・。
なぜ、今になって書こうとしたかと申しますと、半月板損傷で膝を悪くしました。 
日によっては激痛で歩行困難になり、困ったものです。
痛みがひどい時は、鎮痛剤を服用すると少しは楽に歩けます。
薬を飲めば、歩けるのです。
そう、歩けるのですよ。
当たり前ということが、どんなに有り難いことなのか・・・改めて考えたいと思います。




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