冬の気配が 足音をたてて 近づいている
身体の芯まで 冷たくなっている
真上にあった 太陽が 沈みかけている
十年後の再会
忘れられても当然の約束
僕は 戻ってきた
君と再会を約束した
この日 この場所へ
君は 現れない
僕との約束など
忘れてしまっているだろう
君のことを 恨む気持ちはない
僕は ここに戻ってきたかっただけ
君のことを 試したわけでもない
僕は あのころの君に会いたかっただけ
手紙を書こう
街のようすは すっかり変わったけど
この公園の築山だけは そのままだったと
僕は あのころの君と 再会できたと
約束を覚えていたかどうか教えてと