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sometime

こころのなかで鳴り続ける鐘の音。
だれかのために鳴っている。
愛するひとに伝えたい音。
それを、言葉にしたいだけ。。。

僕が 君とのできごとを
どんな細かなことまでも
忘れることなく 書き綴っていた ノート

はじめて会ったときのことから 
読み返してみたくて
僕は 街を出た

思い出という引き出しに仕舞われた ノート
一つひとつのできごとを手繰り寄せるために
僕は この海へきた

鮮明に蘇る ふたり
ノートはスクリーンとなり
君の笑顔も涙もため息も すべてを映し出す

突然 映像が途切れる 白紙のページ
わずかに残る滲み模様
それは もしかしたら 僕の涙かもしれない

聞こえてくるのは
君が後ろ手に閉めたドアの音
そして あのとき かすかに聞こえたような気がした
君のすすり泣く声

二年の月日が 長いのだとしても
何も書かれていないページを捲っていくのは 
あっという間

閉められたドアの前で 記憶を足踏みさせる
今にたどり着くのに 
時間は いらないのだから