追いかけて 躓いて
あきらめた夢
あの日のボクが
グランドを駆けている
ボロボロになったグローブと
投げれなかった真っ白なボールを 抱きしめて
壊れた身体を丸めて泣いた
違う道を選ぶのだと決めたとき
捨てたはずの夢
あの日のボクが
グランドに立っている
練習相手のブロック塀
ストライクゾーンのところだけが変色してた
それが密かな自慢だった
あの日のボクが
ここに戻ってきたら
どんなに痛い思いをしても
仲間とともにいる喜びを 抱きしめて
ボールを追いかけるだろう
もっと強くなって もっと上手くなって
憧れの球場で投げるんだと決めてた
あの日のボクが 悔しそう
ボクは 彼らに
何を伝えられるのだろう
あの日のボクなら
何か伝えられるだろうか