ひとつ、とても感動したことがあります。
自分に。
去年の2月、今の部署に異動して、
精神的にかなりぼろぼろでした。
いまでこそ、こんなことでよくもあそこまで落ちたな、って思えるけど、
そのときは、
うまく笑えないとか、
仕事のこと考えたらすぐ泣けるとか、
とにかく自分が信じてた自分がぼろぼろと全部崩れて、
情けなくて、
会社いくときは毎日お腹痛くて、
いつも吐きそうで、
人生初、生理が半年止まって、
寝たまま目が覚めなかったらいいのにとか、割と真剣に思っていた。
ひどかったと思う。
でもいま、同じ仕事してるのに、楽しいねん。
もちろん忙しいしおえーってなりそうなこともたまにあるけど、
自分がどれだけぼろぼろで、苦しんだか知ってるからこそ、
「楽しい」って思っている自分に気づいたときに、自分のことやのにすごい客観的に、
「このひと、すげーー!!!」って、思った。
尊敬した。
楽しいって言ってるけど!!と。
あんな、これまでの人生でどん底のとこまで落ちたのに、いまや楽しい言うてもてるやんか!と。
なんか、ちょっと、感無量。泣いてしまった。
自分の忍耐力と、柔軟性と、隠し持った屈強さに、驚嘆です。
プライベートでも、
自分のこと、いやになったり自己嫌悪することの方が多かったここ数年やけど、
自分のこと尊敬できて、信頼できる契機になった。
いまも、嬉しいようで切ない件を1件抱えているけど、
いい友人に恵まれて、忙しくできる仕事もあって、家族も優しくて、
認めてくれるひともたくさんいる。
たった少しの、わずかな失敗事例に大きく囚われて、
今までみたいに自分のこと卑下するのはやめようって思った。
仕事のことだけじゃなく、ずっとずっとつらかったのは、
自分が自分に暗示をかけていたからやと思えるように、やっとなったの。
自信を持つのはむずかしいけど、凛として笑ってすごそ。