今日も遅刻した。
窓から日光が差し込み、携帯は、爆音で僕の鼓膜を叩きつけている。
半分目を開けたまま、布団の中で大きく伸びをして、手探りで携帯を探し出した。慣れた手つきで電源ボタンを長押しして、目を閉じた。
気づくと10時半だった。別に驚きはしなかった。再び大きく伸びをして、はだけている布団の中に潜り込んだ。
こういう時こそドラえもんが恋しくなる。もしもボックス、タイムマシンと、青いたぬきにしがみつき、現実逃避を試みた。また、隣の駐輪場にガンダムは落ちてないかと馬鹿げた妄想を脳内で繰り広げ、ついに僕は起床した。
急に空腹感に襲われ、適当に台所にあるバナナと味噌汁を口に突っ込んだ。味は言うまでもない。
そのまま制服に着替え、長い学校への険しい道が始まったのであった。
めでたしめでたし