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映画 「コクリコ坂から」

話題の映画なので、いちおう押さえとこうかなと思い観にいきましたコクリコ坂 UW旗コクリコ坂 UW旗


コクリコ坂は、トトロや千と千尋のようなファンタジックなジャンルではなくて、耳をすませばとかおもひでぽろぽろの方のジャンル。子供にはちょっと難しい大人向けの映画ですね。


原作は1980年から少女雑誌「なかよし」で連載された同名作品を基に作られているそうです。

私も小学生のころ、毎月お姉ちゃんが買っていたなかよしを読んでたので(この作品はそれよりもっと前だけど・・)なかよしと聞くと懐かしぃーーーと思いますね^^


【ストーリー】(部分的に公式HPから抜粋)--------------------

1963年横浜。

港の見える丘にあるコクリコ荘。仕事でアメリカに渡っている母親の代わりに下宿屋を切り盛りする16才の少女・松崎海。

幼いころ戦争で帰らぬ人となった船乗りの父のために、彼女は毎朝海に向かって信号旗をあげる。

旗の意味は「安全な航行を祈る」。

タグボートで通学していた17才の少年・風間俊は、海の上からいつもその旗を見ていた。


翌年には東京オリンピックを控え、人々は古いものはすべて壊し、新しいものだけが素晴らしいと信じていた。そんな時代に横浜のとある高校で小さな紛争が起きていた。古いけれど歴史と思い出のつまった文化部部室の建物、通称カルチェラタン。それを取り壊すべきか保存すべきか。

そんな事件の中で海と俊は出会う。

俊はその建物を守ろうと学生たちに訴え、海はその建物の良さを知ってもらおうと大掃除を提案する。


最初は俊達の行動を冷ややかな目で見ていた海だったが、徐々に心を動かされ俊を気にかけるようになる。同時に俊もひたむきな海に惹かれいつしかお互いを思い合うようになる。

しかしそんな中、ふたりにある試練が襲いかかる。

海は急によそよそしくなった俊に対し、「嫌いになったのならはっきりそう言って」と問う。すると俊の口から「俺たちは兄妹ってことだ」と・・・。

自分たちは兄妹かもしれない。

それでもふたりは現実から逃げずにまっすぐに進む。

そして、戦争と戦後の混乱期の中で、親たちがどう出会い、愛し、生きたかを知っていく。

そしてふたりが見出した未来とは・・・。


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一見、物語は海と俊の恋愛もののようにも思えますが、大部分は1960年代の学生紛争を彷彿させる要素を多く取り込んだストーリーでした。というかむしろそっちがメイン??という感じ。

学生紛争をメインにサブストーリーとして海と俊の話がある感じ。

もっと海と俊が「兄妹かもしれない」という部分を深く掘り下げて、二人の絶望や苦悩を描いてほしかったかなーーと。けっこうあっさりしてたので・・。


ただ1960年代の横浜の街の様子や建物の雰囲気はとてもいい感じでした。ジブリ特有の背景描写というか、とても細かくきれいな画に1960年代を知らない私でもリアルな懐かしさを感じました。

特にカルチェラタンの中の様子と、海が坂の下のお肉屋さんへ買い物に行った時の商店街の様子はとても印象に残っています。


ストーリ的には最後はうまくまとまって予想通りの展開となりましたが、ま、全体的に見ればいい映画かなぁ~という感じです。少女マンガ的なさわやかな恋愛話や、レトロな雰囲気、60~70年代の昭和な雰囲気が好きな人にはオススメな映画かもしれないですね。

ちなみに宣伝では「大人も子供も感動できる映画」と言っていますが、間違いなく子供には理解不能な内容です(笑)


あと、結局コクリコ坂ってどこ?っていうかコクリコって何??ってことは本編では触れていませんでした。

また主人公の海は、下宿人達から「メル」と呼ばれているんですが、なぜメルと呼ばれているのかも一切ノータッチ。

原作を知らない人、予備知識のない人にはけっこう??な部分が??なままで終わってしまっているかも。うちのダーリンも映画を見終わったあとに「あれはなんで?」「あそこはどうして?」とよくわからなかった部分がいくつかあったようでした。なので予備知識を蓄えていた私がきちんと映画解説をしてあげて、やっとダーリン納得得意げ

あんまり説明じみた映画もイヤだけど、コクリコ坂はもう少し親切になぜそうなのかという「理由」を描いてほしかったかな・・。



監督の宮崎吾郎は前作の「ゲド戦記」で散々だったようですが、今回はどうなんでしょうね。

ジャンルがジャンルなだけに爆発的ヒットはしないと思いますが、こき下ろされる事もないかなと。

でもこの映画、きっとジブリだからこそ映画化できたんだろうな。私自身、ジブリだったから観に行ったという一人ですしねあはは…

息子さん(吾郎)も親(駿)があんなに偉大な人だと苦労すると思いますが、でもやっぱ甘ちゃんですよね。

コクリコに関しても色々映画製作にあたっての親子の対立や苦難を描いたドキュメンタリーがあるようですが、結局自分の親だという甘えがあるから駿に対して意見をしたり対立したりできるわけで、ふつう世界の宮崎駿にペーペーの映画監督があんなに偉そうに意見できませんって(笑)

それに監督デビューと言ったって、結局ジブリ。ましてやデビュー作は散々な結果。

決して宮崎吾郎を批判するわけではないですが、まだまだ駿の跡継ぎには青すぎるかなぁ。

日本のアニメ映画の先頭を走るジブリ、吾郎さんにはもっともっと頑張ってほしいですね。



ちょっと話がそれてしまいましたが、最後に「コクリコ坂から」の評価です。


満月満月満月満月満月満月半月新月新月新月


評価は、6.5ムーン


ぶっちゃけDVDでもいいかなーーーーーー。