光悦寺への入口
両脇にガードマンさん
そして 撮影禁止の立札
つまり 此処からその先にある受付の迄の参道は 禁止
「通りの向こう側からは」ってお聞きしている人が
「良いんじゃない」って言うことで 何人か並んで
逆光でしたが 紅葉と楓の色合いが綺麗です。
受付を済ませ この先は撮っても大丈夫です。
順路 → 渡り廊下の下を潜って進みます。
庭園内には 7つの茶室があるそうです。
1921年(大正10年)に造られた【三巴亭】
先程迄 色付きを一段と艶やかにしていた陽射しが 次第に陰り
怪しい雲行きになってきました。
この一角
光悦が好んだと言われる【光悦垣】
割り竹を粗い目の菱形に組み割り竹の束をのせたもので
ゆるく曲線を描いている様と苔のしっとり感と風情の
ある佇まいです。
1916年(大正5年)に造くられた【本阿弥庵】
冴えない天候の中でも【ドウダンツツジ】の紅葉は
目を見張るような色彩です。
その後方には
鷹峰三山と言われる 鷹ヶ峰(217m)・鷲ヶ峰(314m)が眺望
天ヶ峰は ?
この先 突き当りには
本阿弥光悦翁の墓所がありました。
江戸時代初期
徳川家康より野屋敷として与えられた 鷹ヶ峰の麓の一部に
一族縁者 そして当時の文化人・芸術家を集め【工芸集落】を
営んだ光悦。
また この地に本阿弥家先祖供養の霊屋を設けたのが
光悦没後に【日蓮宗光悦寺】となりました。
最後に もう一枚
受付の門に向かっての帰路の光景です。
もう少し陽が注いでいればと …というか ポツリ。
次に向かう【しょうざん庭園】へは
【千束坂】を下り行きます。