桑名市多度町に在る 多度大社

古代には 多度山(標高・403m)を神体山とし 社殿の創建は

5世紀後半第21代天皇の雄略天皇の御代と伝えられています。

 

 

先ず 左側から⛩を潜り先に進みます。

 

 

先に見える鳥居の左側

僅か2mほどだそうですが 仰ぎ見るより見下ろした方が

勾配度がより感じられました。

毎年 5月4日・5日に行われる【上げ馬神事

その年の豊作・凶作を占う行事です。

 

 

家庭の幸せと日々の暮らしの平穏をお願いした時

それを神に届ける使者の役割を務めるのが ここ多度大社に

1500年前から棲むと言われている白馬・・・だそうです。

 

ずらっと並べられている小皿には好物の人参があるはずですが

今のご時世 「控えております」 

だからか 向こう向きでお尻しか見れませんでした。

 

 

2012年1月 参拝時はT

小皿には人参 お顔を見ることが出来ました。

 

石段を上り ⛩を潜るとその先  摂社・新宮社

 

 

 

末社・雨宮八幡宮

 

 

 

 

筆塚

文字を書くと言うことは 遠い昔から連綿と受継がれている

我が国の文化・・・と記されていましたが 

近頃 書くと言う機会が少なくなっています。

まして筆なんて せいぜい筆ペンです。

 

 

 

その先 石段を上ると 末社・皇子社

 

 

 

摂社・美御前社

艶やかな佇まいの社です。

常に美しくありたいと願う・・・と言うか健やかでありたいですね。

 

 

 

樫木を載せた門 於葺門

この門を潜れば ご本殿の神域へと入って行きます。

 

 

末社・神明社

御祭神 天照大御神
 

 

参拝の順番を待つ人達

それぞれに思うことがあるのでしょう。

 

 

 

本宮・多度神社

御祭神 天津彦根命(あまつひこねのみこと)
天照大御神さまの御子神です。

 

 

別宮・一目連神社(いちもくれんじんじゃ)

御祭神 天目一箇命(あめのまひとつのみこと) 

天津彦根命の御子神で 金属工業の祖神です。

 

 

帰路の参道脇 10月桜でしょうか

毎年この時期 見られるそうです。

 

 

少し下った所に流れる落葉川の澄み切った水 

御手洗所

あの大勢いた参拝者は何処へ と思うほど此処は静かです。

 

 

そして 此処も静かです。

豊明殿の裏側に在る 一拳社(ひとこぶしのやしろ)

御祭神 一言主命

一言でお告げを戴き一言で願いが叶えられ 万事を解決に

導いて下さる神様だそうです。

 

 

 

東境内には

 

 

多度観音堂 

千手観音菩薩立像・十一面観音菩薩立像 満願禅師像が安置

 

 

商売繫盛・五穀豊穣を祈願する 多度稲荷社

 

左側から入り 右側へと巡ってきました。

・・・で 

何時ものように参拝出来たことに「ありがとうございました」と

感謝の気持ちを述べ お賽銭は何時ものように15円です。

 

伊勢平家により崇敬され軍神として信仰された

別名・北伊勢大神宮

平将門の乱後 伊勢国へ移り住み定着し勢力を強め伊勢平家と

正盛→忠盛と平氏の位置を高め清盛へと繋がって行った地です。

 

初めて 養老鉄道を利用

次は 樽見鉄道を利用して何処かへ・・・なんて思いました。