11月25日(木)

岐阜発(7時6分)~大垣~米原~京都~

山崎着(9時31分)の予定が10分ほど遅れての到着となりました。

 

 

標高・270.4m 山崎の戦い・天王山の登上口

駅より 2~3分 いきなり坂です。

その先分岐 右側 → アサヒビール山崎美術館

宝寺 ↑ へ進みます。

 

 

 

石段を上った先は

室町時代後期に京都知恩院の徳誉光然によって開山された

大念寺でした。

 

  

 

 

更に坂を上り石段を上った先 宝積寺

724年(神亀元年)聖武天皇の勅命により行基により開基

登山口にも記されていましたが地元の方達は 宝寺・・・と

聖武天皇が夢で龍神から授けられたと言う 【打出】と【小槌】を

お祀りしていることから宝寺と呼ばれているようです。
因みに 打出の小槌ではないそうです。
 

 

 

山崎の合戦後に戦勝のお礼にと秀吉が一夜で建立した 

三重塔

重要文化財指定だそうです。

一夜とは

岐阜・墨俣の一夜城と言え凄いです!!

 

 

秀吉 【出世石】と木札がありました。

 

 

宝積寺の境内で遊んでいた園児たち

途中の広場迄上るって ・・・

引率の先生も何人か居られましたが 園児達も20人余

 

 

ほどほど段差のある土留めの階段を12~13分ほど

広々とした地・青木葉谷展望広場
 

 

 

木津・宇治・桂の三川の合流点を眼下に 左(南)から中央に

かけて生駒山系が大阪平野に繋がる光景と大阪のビル街が一望

よく晴れた日は大坂城・アベノハルカスも眺望・・・と説明文がありました。

 

 

登山道には 【秀吉の道】題した陶板絵図が6枚設置されています。

2枚目の中国大返しです。

 

 

「何処へ行くの」 「何を撮ってるの」と好奇心旺盛な園児とは

此処でお別れ 先に進みます。

 

 

 

右側 観音寺(山崎聖天)からとの宝積寺との合流地点

 

 

岐阜 百々ヶ峰の魔の階段よりは少ないですが・・・

上り詰めたら 酒解神社の石鳥居です。

紅葉が見られ ほっと一息です。

 

 

 

此処には

山崎の合戦時 此処で松の木に秀吉の馬印を掲げ 味方を

鼓舞したと伝えられているそうです。

因みに松の木は7代目だそうです。

 

旗立松展望台からは 山崎合戦の古戦場・京都タワー

京都南部が一望と言うことですが・・・

 

 

陶板絵図

左側 【頼みの諸将来たらず・光秀の誤算】

右側 【天下分け目の天王山】

勝負は淀川沿いで決まった !!

つまり 実際の合戦は天王山ではなく天王山東側の湿地帯で

行われ勝負を決したのは淀川沿いであったと言うことです。

 

 

 

 

先に進むと左側に石段 上って行くと 十七烈士の墓

 

 

禁門の変(蛤御門の変)と大山崎

1864年(元治元年) 京都を守る薩摩・会津の藩兵と長州藩が

蛤御門付近で戦い敗れた時 真木和泉(尊攘派)が敗残兵の殿を

つとめ布陣していた大山崎へ引き上げそれぞれに国許に帰還させ

最後まで共にした16名と天王山に籠城 山中の小屋で火薬に火を放ち爆死

後に 坂本龍馬の仲立ちで薩長同盟 そして大政奉還と時代は移り

尊王攘夷の行動は改めて見直され彼らを顕影するために

17烈士の墓所が整備されたそうです。
 こんな謂れが説明文に掲げられていました。
 

 

右側に竹林を見ながらの山行は気持ちが良いものです。

 

 

酒解神社の三社宮

右から 天照大神・月詠神・蛭子神がお祀りされている祠です。

 

 

 

 

酒解神社

創建は奈良時代に迄さかのぼると言われ 旧名・山崎社と称し

元正天皇の養老元年(717)の建立の棟札があったそうです。

 

                            重文の神輿庫

 

 

 

後 100m

最後の踏ん張り・・・と言う程でもありません。

 

 

戦いの翌月 天王山山頂に普請を開始した山崎城

大坂城を築城するまで此処を居城とし 後に破却

 

 

山頂は 広々とした空間です。

 

 

 

本能寺で織田信長を討った明智光秀とそれを知った羽柴秀吉

備中高松城の攻城戦から予想外の速やかさで中国路を京へと

兵力の差と淀川方面からの奇襲で僅か1日で決着

山崎合戦の覇者・羽柴秀吉は天王山山頂一帯に山崎城を築城

その一角に設けられたのが この井戸

地下水が湧き出るとは考えられないので雨水を溜め利用だったのでは

円形の石積み井戸と伝えられているそうです。

 

 

山頂 山崎城跡にあった陶板絵図

【秀吉の天下人はここから始まった】

標高・270.4m

休憩をすることは無かったけど 見所満載の登山道

撮ったり行き交う人と暫し雑談と上りは1時間20分ほど

下りで滑らないようにと それでも30分ほどで下山でした。

 

一度は訪ねたいと思っていた地でした。

                  アサヒビール山崎美術館へ

 

 

 

先日は バス乗車迄の時間が迫っていたのでパス

昨日は余裕あったので 岐阜駅前ゆめ広場のイルミネーションを

撮ってきました。