亀山法皇が 1291年(正応4年)に開基

日本最初の勅願禅寺・南禅寺の塔頭の一つ 

 

 

石川五右衛門が「絶景かな 絶景かな」と言った ?

と言われている南禅寺・三門の西側に在る 天授庵

 

南禅寺の大火に類焼 そして応仁の乱の兵火で荒廃

1602年(慶長7年) 細川幽斎の菩提所として再建

 

 

建物内 書院・本堂は公開していませんが 見やる先

本堂の玄関先の土間からの光景は 一幅の絵画のようです。

 

左側の木戸を潜ると 右側の建物は本堂

 

 

息をのむ まさにそんな光景が広がっています。

 

 

本堂東庭

 

 

幾何学的な石畳 白砂は大河を表現し苔島を配置と

枯山水庭園となっています。

 

 

 

くぐり戸を抜けると書院南庭

 

 

 

書院のガラス戸に映り込む紅葉は ゆらゆらと陽炎のよう

幻想的な雰囲気です。

 

 

南庭に架かる八ッ橋を渡ると・・・

 

 

東西に大小の二池

石橋と沢飛石とで繋がっていて雰囲気の異なる情景が見られます。

 

 

 

池の水面に映り込む情景

複雑な構図ですが 何時まで見てても飽きない・・・

周りに人がいないから自分だけの世界に入っていけそう。

 

 

此処 最後の出会いは イトトンボ

やはり見過ごせないと カメラ です。

 

風趣のある 天授庵の庭園

初めての所だったので余計に感動しました。

 

南禅寺は 2度訪れているので今回は パスです。

 

                         南禅寺の頭塔・金地院へ