哲学の道から禅林寺(永観堂)へ
弘法大師の弟子(真紹)が真言宗の道場を創建したのが起源です。
総門を潜ると白壁塀から零れ落ちんばかりの紅葉
真っ赤と一色ではない色彩りが良い風情を醸し出しています。
突き当り 左右には検温所がありチェックしてからの入門です。
中門前には 消毒液が置かれていてと例年との違いを実感です。
大玄関を上がり すぐ目にするお庭です。
釈迦堂前に在る 勅使門
1830年(文政12年)に再建された 入母屋造り 檜皮葺
勅使を迎える四脚形式の唐破風造りです。
↑ 内側
釈迦堂前庭 市松模様をあしらった盛砂(白砂)があります。
勅使は この盛砂を踏んで身を清めたそうです。
↓ 外側
釈迦堂前の庭
堂内は此処迄
外を巡ります。
右側 五正色幕が見えている所は 釈迦堂
この脇道を入り 多宝塔へ行きます。
上って また上ってと少々息切れのする急な石段でしたが
一番 高所にある多宝塔からの一望
真正面
こんもりと繁る辺りが京都御苑 その左寄りに平安神宮
刷毛で描いたような雲が浮かぶ空と気持ちの良い眺めです。
眺めを堪能して放生池を巡ります。
放生池に架かる極楽橋からの光景
周りの木々と空 そして右側の弁天島への橋がアクセントになりと
映り込む様は目の保養に十分過ぎるくらいです。
鳥居の向こうは弁天社です。
池の周りの色づきは大分進んでいました。
今回は5日(木)の訪れだったので
特別寺宝展は開かれていませんでしたが
紅葉真っ盛りの頃に訪れた 15年前は
紅葉に酔い人波にも酔いしれでしたが
みかえり阿弥陀如来さまにはお会いしてきました。
ピークには少し早かったからでしょうか程々の人でした。
南禅寺の塔頭の一つ 天授庵へ