4月5日(木)

 

5枚つづりの最後の一枚で 京都へ行ってきました。

岐阜発 8時13分

京都着 10時28分

さすが京都 海外からの観光客の多いこと。

 

 

駅前よりバスに乗り 府立医科大学病院前で下車

ここより徒歩10分ほど(バス停から7分と言うことでしたが

初めての地 少しウロウロ)

京都御苑・清和院御門より入ります。

 

 

先に進むと 行列

仙洞御所拝観の人々です。

 

 

仙洞御所を左に見て 右側の脇道を進むと

テントが張られた受付 迎賓館西門から入ります。

 

5日 12時 ネットで事前申し込みをしています。

只今 11時35分

 

 

少し 早いですけど見学出来ると言うことで 

先に進むと 手荷物検査と身体検査 搭乗時と同じです。

参観料金・1000円を支払い 手荷物をロッカーに預けます。

折角だから 

ゆっくりと巡りたいので音声ガイド(200円)を借ります。

 

スリッパに履き替え 正面玄関

警備の方が 立っています。

 

 

海外からの賓客が ここに車を停められ迎賓館長がお迎えして

入館されます。

 

京都迎賓館

京都に 和風の迎賓施設をとの要望で 京都御苑内に

2005年(平成17年) 開館した内閣府管轄の施設です。

 

日本最高の手すき和紙・本美濃紙を使用した障子

ランタンの落ち着いた雰囲気が 何とも良い感じ。

 

 

初めに入る間は 聚楽の間

ロビーとしての空間です。

 

 

晩餐会が行われる際の随行員の待合など利用されます。

 

ゆったりとした椅子に腰掛け 正面に飾られた 型絵染・さくら

眺め 終わるのを待っているのでしょう。

 

 

廊下の先 

 

 

夕映えの間

大臣会合などの会議室 晩餐会の待合室です。

 

 

 

東西の壁画  2.3m×8.6m

 

京都の西に連なる愛宕山に夕日が沈む様 愛宕夕照

比叡山を月が照らす様を描いた 比叡月英

 

 

螺細飾台、・山紫水明

 

 

桜(春) 松(夏) 紅葉(秋) 澄み切った空(冬)を表しています。

 

 

水を湛えた庭園 気持ち涼やかな光景です。

 

 

 

左側 正面玄関から入った時に見えた障子です。

 

その先 藤の間

この館で 一番大きい部屋です。

 

 

洋食の晩餐会・歓迎式典の会場として使用されます。

 

 

使用される食器類

 

 

下絵を基につづれ織りの技法を用いた織物・麗華

壁面装飾  3.1m×16.6m

 

39種類の日本の花々が織り込まれています。

 

 

右側の 円の中の桜は 吉野の桜だそうです。

 

 

敷かれた絨毯にも 藤の花びらが散りばめられています。

格子模様の天井 埋め込み式の電灯となっています。

 

 

藤の間の舞台

日本の伝統文化である

舞・能・琴の演奏 雅楽などが披露されています。

 

厨房です。

 

 

その隣には 桐の間

京料理でおもてなしをする 和の晩餐室です。

 

 

釘隠し・襖・唐紙など そして座椅子の背もたれにも

五七の桐が見られます。

日本国政府の紋章で 京都迎賓館の紋章でもあります。

 

 

風情のある廊下を進んで行きます。

 

 

真ん中に筋のある貼り方

本美濃和紙で貼られた障子の特徴です。

 

うだつの町・美濃を訪ねた時にお邪魔した 和紙問屋・旧今井家

館長さんにお聞きしたのが 今回 此処に訪れるきっかけとなりました。

 

 

 

廊橋の天井の隅に施された透かし彫り

 

コオロギ

鈴虫

蜻蛉

教えて貰わなければ見落とすほど 控え目でした。

 

 

廊橋を挟んで左右に在る庭園

池の水深が 変っています。

 

 

鯉の餌やり TVでお見掛けする光景です。

 

 

和舟

廊橋を渡り右側 

海外からの賓客に 日本の文化である舟遊びを楽しまれます。

 

約 1時間ほど

日本伝統の粋と美 まさに別世界の感を楽しんできました。

 

今年 2月に訪れたうだつの町・美濃

旧今井家で出会った館長さんにお聞きして 興味を持ち

拝見してきました。

 

                  元離宮二条城へ