3月26日(月)

今回の一番の目的地は 戸隠神社でした。

 

 

先回行った いろは坂に匹敵するかも・・・

途中から雪景色を見ながら バスに揺られ 約50分ほど

 

 

天岩戸(あまのいわと)が飛んできて誕生したという 長野市北西部に在る

戸隠山 その周辺に配されている五社を 戸隠神社と言います。

 

戸隠五社とは

奥社・中社・宝光社・火之御子社 そして九頭龍社です。

 

先ず その中の一つ 宝光社へ

宝光社前 バス停で降り 此処から巡って行きたいと・・・

一応 下調べはしてきましたが 状況が今一掴み切れていません。

 

 

 

此処で 宝光社へ以前も来たことがあると言う方と出会い 

ご一緒することにしました。

心強いと思っていたのに・・・

 

270段あるという石段

 

 

 

上るほどに状況が変わっていきます。

コチンコチン ツルツルに凍った石段 この状況を見てパスされると

でも 先程「若者が上って行った」と言われたし

トレッキングシューズを履き 滑り止めを用意し

思いっきり行く気満々の私 おばさんだけど行きます。

 

 

「気を付けてね」の言葉を背に

真ん中の手すりを両手で握りしめ 一歩一歩踏みしめながら

上って行きます。

引き返す方が怖い 行くしかない・・・

 

戸隠神社・五社の中で 最も古い創建の 宝光社

祭神は 天表春命(あめのうわはるのみこと)です。

学問・技芸の神様です。

 

 

 

手がやっと入るかなぁと思う隙間から お賽銭を入れ参拝

因みに お賽銭は 「十分にご縁がありますように」と 15円です。

 

ゆっくりと社殿を眺めることなく 右側の神道(かんみち)を進みます。

 

 

足跡を辿って 800m先に在る 火之御子社へ向かいます。

 

 

途中 伏拝所(ふしおがみどころ)

 

 

 

かっては 此処から奥社を望み拝んだ所です。

 

 

前に行かれた方の足跡 思い切りズボッと入っています。

恐々 大丈夫かなぁと一歩一歩足を進めていきますが

思うように前に進めません。

 

火之御子社→徒歩3分

これは 平常の時だと思います。

 

 

あまり 足跡が残っていない・・・

 

5分ほどかかって(長く感じる時間でした)

五社の中で唯一 神仏習合の時代でも神社だった

火之御子社(ひのこみしゃ)へ

芸能の神様だそうです。

 

 

凍てついた石段 社殿までの数メートル

慎重に進み参拝です。

 

右側に 車道が見える?

苦労して雪道を来なくても 車道から少し入った所に在る社でした。

 

標識のあった所まで戻り 中社へ向かいます。

気を緩めると滑りそう

でも 歩いてて気持ちが良い。

 

 

少し余裕が出てきたと思ったら

右側に 墓地

突然 除雪された道に 何かあっけない感じ。

 

 

 

その先 分岐点

地元の方がいたのでお聞きしました。

左側は坂道  右側は車道だと

・・・ で 左側の坂道を行きます。

 

 

短い距離ですが 戸隠古道と記された急坂でした。

正面に見えるのは 中社の大鳥居前 バス停です。

 

 

 

中社の鳥居を潜り 石段上の右側に見えるの大杉 樹齢800年だそうです。

石段を上がり 左側へ進みます。

 

 

中社

天照大神が天岩戸へお隠れになった時 岩戸を開くための知恵を

授けたと言う 天八意思兼命(あまのやごころおもいかねのみこと)

知恵の神様がお祀りされています。

 

 

右側の赤い↑は 戸隠山雪中酒の蔵置所です。

 

 

社殿前に在る 推定樹齢・700年の 御神木です。

 

参拝を済ませ 奥社へ向かいます。

時刻は 12時15分

此処で 社務所の方が 冬季は古道は通行止め

車道で行くようにと。

 

 

 

 

風もなく 暖かい陽を背中に浴びながら 

雪の白さと 空の青さと 素晴らしい光景ですが 単純な道程

行けども行けども・・・といった感です。

 

やっと出会った 女性一人 奥社へ行ってきたと言うことで

情報収集です。

奥社入口まで あと10分位

奥社までの道程も 結構遠くに感じたと

後半の坂は 大変だったと

後半の坂と言うのは 石段に雪が積もって坂になっていると言うことです。

 

この方 宝光社から火之御子社 そして中社を経て奥社

私が 辿る同じコースでした。

 

中社から奥社参道入る口までは 35分ほどでした。

 

               奥社へは part2     続きます