8月21日(月) 北尾根高原から今回最後の目的地へ移動です。

 

シャトルバスで10分ほど 

標高・1500mに在る 黒菱第三ペアリフトに乗り

1998年の冬季長野オリンピックのスタートハウスへ

滑降競技が行われた所です。

 

 

2~3分行くと 標高・1680mの黒菱平リフト乗り場へ

 

 

 

何か怪しい空模様?

 

シャトールバスの運転手さんが「水蒸気の上昇だ」と言っていました。

リフトを乗り継ぎ 標高・1830mの八方池山荘へ到着です。

 

今回のメインは 此処からです。

 

 

 

 

足元注意・悪路と記された山道を10分ほど行くと 木道の分岐点

左側は歩きやすい木道 右側は階段・尾根道・ガレ場・木道と変化のある

直登コースです。

 

右側で登り 左側で降るのが添乗員さんのお薦めでした。

・・・右側 直登コースで 行きます。

 

 

 

 

標高・1974m 石神井ケルン(八方山ケルン)です。

 

ケルン・・・

山頂・登山道などの道標となるよう石を円錐状に積み上げたものです。

 

 

大小の丸い石がゴロゴロ 降りは要注意です。

 

 

 

標高・2005mに在る 第2ケルン(息ケルン) 

 

1937年(昭和12年) 猛風雪で遭難して亡くなられた息子さんのために

建立されたものです。

 

何も遮るものがないので 前方の様子が解ります。

大勢の人達が連なっている中に こんな可愛いお子ちゃまも頑張っています。

 

 

降ってくる人は 足元を確かめながら慎重です。

 

 

晴れた日は 素晴らしい光景が見られるそうです。

 

 

分岐点 少しバテ気味なので 右側の木道を行きます。

 

 

長~い木道 下り上ると目的地・八方池に辿り着きました。

すれ違う人に 「見えてた?」 「三部ほど」と。

ラッキー!! 全容が見えていました。

 

 

標高・2060mに在る八方池 

周辺は人人ですが 景色に溶け込んだようで賑やかさは あまり感じません。

自分だけの世界に入れそう。

 

 

3~4分もしない内に モヤモヤと立ち込める靄   神秘!!

短時間に 二つの表情が見れました。

 

此処で お弁当のおにぎりを頬張り 少し休憩です。

 

降りは 比較的歩きやすい木道コースです。

 

 

 

 

何処まで続く・・・

 

 

 

八方池山荘が見えてきました。

 

標高・1820mの山荘から 黒菱平~兎平~標高・773mの集合場所

八方駅までリフトを乗り継ぎ 標高差・約1060m下って行きます。

 

木々に囲まれた自然道も良いけれど 四方八方見渡せる雄大な山道を

行くのも気持の良いものでした。

 

そして 230mしか登っていないのに トレッキング気分を満喫したような

お得感を味わいました。

 

此処は 高山植物の宝庫だと言われています。

出合った花々の 一部をUPしました。

 

 クモマミミナグサ

 

 タカネマツムシソウ

 

 ウメバチソウ

 

 

 

本種から作った秘薬を他人に口外した弟を兄が斬殺したと言う伝説のある

シナノオトギリ 恐い説明文がありました。

 

 ハクサンシャジン

 

 ミヤマママコナ

 

 キンコウカ

 

 タカネナデシコ

 

 ハッポウウスユキソウ

 

 ミヤマタンポポ

 

 エゾシオガマ

 

 

 

葉が優しい感じ タムラソウです。

 

 

これは 葉にトゲトゲあり アザミです。

花はよく似ていますが 葉に違いがあります。

 

一泊二日

天候が少し危ぶまれていましたが 降られることなく

五竜・岩岳・北尾根高原・八方と4つの白馬アルプスを楽しんできました。