井伊谷城跡から次の目的地への移動中 

浜松市地域遺産センターの建物を見つけ 

開館記念特別展・戦国の井伊谷が開催されていると言う

ことで立ち寄りました。

 

 

ここ 井伊谷周辺では旧石器時代から人々の営みが確認され

古墳・遺跡・井伊氏ゆかりの史跡・寺社など存在していたとされ

展示室には 復元ジオラマ・3D画像で紹介されていました。

 

予定外の見学となりましたがとても興味深く見させて頂きました。

 

創祀年月は不詳とされていますが 

井伊共保出生来からの産土神とされている

渭伊神社

 

 

 

その本殿の背後に在る 天白磐座遺跡(渭伊神社境内遺跡)

木立の中に 大小様々な岩が点在しています。

 

 

 

岩などに神を迎え祭祀を行う信仰の場です。

 

 

 

 

注連縄の架けられた巨石 

古墳時代からすでにあったと言われています。

 

誰も居ない・・・余計に神聖さを そしてパワーを戴いたような

気持になりました。

 

妙運寺

次郎法師として出家し 

後に還俗して女城主・直虎 1582年(天正10年)に没した 

井伊直虎の菩提寺  

次郎法師伊=直虎は ? だそうですけど。

 

土・日・祭日のみの公開だそうです。

 

 

 

神宮寺川に沿って行き神宮寺橋を渡ると 官幣社・井伊谷宮

 

 

 

宗良親王は 晩年再びこの地を訪れこの地にて薨去 

社殿の背後に墳墓があります。

 

 

 

井伊谷宮と地続きになっている 龍潭寺は 

井伊家の菩提寺です。

 

そして龍潭寺二世南渓和尚は 

井伊家を支えた陰の参謀者でもあります。

 

 

 

 

 

 

 

ここで一番興味があったのが 

石組・枯山水の小堀遠州作庭の庭園でした。

 

 

 

 

音声ガイダンスで説明をしていましたが 

静寂の中で味わうなんてものじゃなく縁に腰掛け眺める人がずらり・・・

平日でしたが凄い混みようでした。

 

本堂の廊下も鶯張りと言うことでしたが 聞けなかった。

 

多分だろうなぁと思っていたけど然りでしたが 

やはり庭園の趣には癒しを感じました。

 

 

 

元祖・井伊共保出生の井戸

 

龍潭寺の近くの田んぼの中に在り 白壁に囲まれ石組となっています。

直虎ゆかりの井伊谷 大河ドラマの影響で大賑わい 効果は絶大です。

 

浜松駅までのバス 

3月31日までの臨時バス停・井伊谷宮(龍潭寺近く)にて

16時06分乗車 見残した曳間城跡へ立ち寄るために

浜松市役所前で下車

 

そして 浜松駅まで徒歩 

 

浜松発・18時10分~豊橋~岐阜着・20時06分

地元の人の話を聞き 青春切符を利用しての方達に出会い 

また多くのものに出合いと 充実過ぎる一日を味わってきました。

 

また 歴史のロマンも感じた一日でもありました。