11月13日(金) バス移動2時間20分ほど

 

上越市に在る 春日山城跡

 


南北朝時代(1336年~1392年) 

越後国守護であった上杉氏が詰めの城として築いたのが始まりとされ 

後に(1507年/永正7年)長尾為景(上杉謙信の父)が春日山城主となり

改修し晴景・謙信・影勝の4代の居城となる。

 

135段の石段を上って行くと 掃除をしている武将の方達に・・・

この時期落葉で大変です。

 

 

 

 

上り詰めると上杉謙信公を祭神とする春日山神社 

お参りを済ませ左側の道を行きます。

 

 



軍旗となった 

毘沙門天のと不動明王のの字の旗印の幟がはためいています。

 

 


上杉謙信銅像 城下を眺めているのでしょうか。

標高180m 比高・140m春日山全域の地形を巧みに利用した中世の山城

見上げると 整備され見通しが良さそうです。

 

 

 

徐々に上りとなった所に 上杉三郎景虎宅跡(謙信の養子)

 

 

 

奥が三の丸跡 手前が米蔵跡

 

 

                                                  二の丸跡からの眺望 

更に上ると 二の丸跡  

                左に行けば 柿崎和泉守屋敷跡

真直ぐ本丸跡へ進みます。

 

 

 

南隅に在る天守跡 天主は無かったのでは?

 

 


本丸に行く途中少し下ると今でも水を湛えている大きな井戸がある

井戸曲輪跡

本丸裏に在る油流 油を流した時のように滑りやすい斜面となっています。

 

 

 

山頂部 本丸跡         

曇り空で眺望は今いちですが高い所は気持ちが良いです。

 

 

 

下りると 出陣前に護摩を焚き戦勝祈願をした 護摩堂跡

 

 

 

諏訪堂跡 奥には毘沙門堂跡    

復元された毘沙門堂・毘沙門天像が安置されています。

 


花・薬草が植えられていた お花畑

 

本丸から毘沙門堂を経てお花畑に至る辺り 春日山城の中心地となっています。

 

 

 

更に下って行くと上杉家の重臣 直江信綱・兼続の屋敷跡です。

 

 


直江屋敷跡を下りると 虎口

 

 

 

塹壕跡と記された空堀 当時の姿が見事に残っています。            

守備の要となった巨大な鉄門があったと云う 千貫門跡

 

 

木留めの階段を下り 春日山城跡めぐりは終わります。

 

こちらから廻った方が 

千貫門跡・空堀・虎口の様子が解り易すいかも。

 

全べてを巡りきることは出来ませんでしたが 

土塁・空堀・帯廓と当時を思うに十分な姿が今も残されている

春日山城跡に越後の虎・龍・軍神と称された 上杉謙信を

偲んできました。

 

今回の中で 一番訪れたかった城でした。

 

ここより長野駅へ 

18時11分「しなの」にて 21時21分名古屋駅着

 

たかが3日間 されど3日間

 

5県に渡り9城めぐりと 少々欲張った行程でした。

巡りきれなかった箇所もありましたが 天気に恵まれたことが一番

 

後半は 

超お城大好きな方に同行して楽しい城めぐりとなりました。

 

こうして忘備録として記すことによって城めぐりの余韻を楽しんでいます。