11月13日(金) 会津若松城から2時間ほどのバス移動 

 

新潟県新発田市に在る新発田城跡

 

 

1597年(慶長2年)越後新発田6万石城主となった 溝口秀勝が築城

以後 溝口家は外様大名として明治の廃城令まで270余年間在城

 

 

 

先ず目に付いたのが北西隅にある三重櫓 

三匹の鯱を持つ珍しい櫓です。

三匹の鯱 二匹が阿形 一匹が吽形です。

 

天主閣はなかったので実質 天守の機能を持った櫓です。

 

 

 

水面に映る石垣と櫓を眺めながら進んで行くと 

二の丸隅櫓(二の丸跡に在ったものを移築)

 

 

 

二の丸隅櫓を眺めながらさらに行くと 本丸を囲む帯曲輪の南西に位置し

防御機能を持っていた土橋門跡

 

 

 

溝口氏家紋・溝口菱 その先表門と辰巳櫓が見えてきました。 

1732年(享保17年)再建の 表門

2004年(平成16年)に復元された 辰巳櫓

 

 

瓦屋根 白壁に腰回りの海鼠壁

 
 

そして木造・・・温もりがあって良い感じです。

 

 

 


土塁を伝って行くと 水堀越しに見た 二の丸隅櫓

二の丸に在ったものが 本丸鉄砲櫓跡に移築されました。

 

 

現在 城郭の大部分は陸上自衛隊・新発田駐屯地となっていて

この様な塀で仕切られ 本丸跡は とても狭くなっています。

 

 

赤穂浪士・四十七士の一人 

新発田で誕生し幼年はここで過ごした 堀部安兵衛

 

自衛隊の敷地内にある 

三階櫓は近くまで行きことは出来ませんでしたが

地場産の古寺石(玄武岩に一種)を使った切込接の石垣 

その上に建つ白壁に腰回りが海鼠壁の櫓が印象的でした。

 

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