沼津市の西部に在る 興国寺城

 

愛鷹山南麓の尾根先端部に位置しています。


戦国大名北条氏の祖 

北条早雲の旗揚げの城と云われています。

 

1487年(長享元年) 城主となった早雲は伊豆へと侵攻 

その後 今川氏の城となり本格的な城郭となります。

 

 

武田氏から徳川氏の城となり 1601年(慶長6年) 

岡崎三奉行の一人と言われた 天野康景が城主となります。

 

1607年(慶長12年) 康景は改易となり興国寺城は廃城となります。

 

 

三日月堀が確認されていると言う 二の丸跡から 本丸跡へ

 

 

本丸跡のは 北条早雲と天野康景の碑が建っています。

明確な建物の跡は 確認されていないそうです。

 


天守台の石垣  

天守台跡

 

礎石が見られ 二層程度の櫓あったのではと。

 

 

天守台から 土塁・二の丸方面

 

 

往時の状況が偲ばれる 本丸北と北曲輪との間の大空堀 

 

斉藤道三と同じ匂いのする 北条早雲

関東の戦国時代の火付け役ですね。

 

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