水戸藩9代藩主・徳川斉昭公が 「衆と偕(とも)に楽しむ場」として
1842年(天保13年) 自ら造園計画をして開園した
水戸偕楽園
駐車場となっている 千波湖の畔には
徳川斉昭公と七郎麻呂(慶喜)の像が
また 80羽近くいる黒鳥の姿も見られます。
梅まつりの時期だけに 設けられる臨時駅・偕楽園です。
偕楽橋を渡り 水戸偕楽園へ
来園者が多く出入りする門・東門
数分待ちましたが 途切れる様子もなくまだ増えそうな気配です。
40分と限られた時間での園内巡りのため 仕方なくシャッターを。
今回は 表門から入りたいとの思いがあったので 外から回って
御成門を通り過ぎ表門へ
茅葺屋根 黒塗りの四脚門で 開園当時の姿だそうです。
人影まばら 良い雰囲気です。
とても簡素な造りの 一の木戸
孟宗竹林と大杉の中を進んで行き 右側の道を少し下ると
樹齢750年の太郎杉
江戸時代から 枯れることなく 大理石の井筒から湧き出
眼病を治すと伝えられている泉です。
何か霊験あらたかな 清々しさが感じられます。
その先に進むと 好文亭
二層三階建ての好文亭本体と 平屋建ての奥御殿からなるそうで
見所満載ということですが 時間がなくパス
露地門の先には
茶室に招かれた客が席が整うまで待つ場所で
腰掛式の待合 茶室・何陋庵(かろうあん)です。
中門
好文亭中門を潜り 芝前門へ
広々とした梅林です。
表門から入り 清々しい竹林と鬱蒼とした杉林をぬけて吐玉泉へ
そして好文亭へと 途中に陰と陽・明暗を感じながら辿り
芝前門を潜ると 目の前に広がる梅林
3月12日
快晴ではありませんでしたが 16度と暖かい日でした。
相当数の来園者が梅見に訪れていましたが 5分咲き
100種類 3000本植栽されているということですが
少し寂しい感じ。
多分 今が盛りかも・・・
歴史を感じさせられるような 幹が捻じ曲がった古木もあり
ゆっくりと眺めたかったのですが 限られた時間内での散策。
斉昭公が意図したという 「陰と陽」の世界を少しでも良いから
味わってみたいと 表門から入り東門(裏門)から出るコースに
こだわった見ました。
最後に訪れる地 弘道館・水戸城へ