松阪市に在る 松阪城

 

 

先ず 道沿いの堂々たる石垣に圧倒され 期待で胸膨らむ!!

1588年(天正16年) 近江国出身の蒲生氏郷によって築城

標高38mの丘陵に築かれた平山城です。

 

 

 

表門跡から城内へ 

枡形虎口の先に在るものはと思いながら進むと

広々とした空間・・・

 

 

下本丸跡と月見櫓跡

本丸は 何故か上下とあるらしい。

 


               

中御門跡を進むと 本丸跡(上本丸)と天守台跡

三層天守は 1644年(正保元年)台風で倒壊

 


 

巡らされた石垣伝いに行きます。

幅1mほどはありますが 足元ばかり見て歩いたよう 

怖かったです。

足跡くっきり 皆さん内寄りに歩いていますね。

 



 

眺望の良い所ですが今日は生憎の曇天でした。

裏側に回って見ました。

 


 

 


 

 

安土城の築城にも加わった 蒲生氏郷

松阪城築城には 

近江国の穴太衆の野面積みの見事な石垣

苔むした石垣と 

生命力逞しい樹木に年月を経てきた歴史を感じ

松阪城の高石垣の素晴らしさに感激です。


御城番屋敷

 

 

城内にあった「米蔵」を移築

建物全てが存在していない松阪城にとって 唯一現存の建物?

 

江戸末期に城警護のために派遣された 旧紀州藩士たちの組長屋

 



               

石畳と槇垣と静かな佇まいですが 生活圏となっています。

振り返ると 城の石垣が見られると とっても良いロケーションです。


松阪は 蒲生氏郷が1590年(天正18年)に 会津へ移封後

時代を経て 紀州藩領となる。


訪れた3日は 歴史民俗資料館の定休日 

資料入手出来ないまま巡ってきましたが 

櫓・曲輪の多さと 圧巻の石垣は 期待以上でした。


伊賀上野城・松阪城の高石垣に 

往時を偲び頬緩んだ一日でした。