6月3日(月)
那覇市に在る 識名園(シチナヌウドゥン)へ
首里王家最大の別邸で 首里城の南にあるので「南苑」とも
呼ばれていた所です。
木々に覆われた石畳を行くと
育徳泉
池の水源の一つなっている所です。
石組みは 琉球石灰岩を沖縄独特の「あいかた積み」です。
御殿(ウドゥン)
赤瓦屋根の木造建築で 往時の上流階級のみに許された
格式あるつくりです。
心という字をくずした形になっている 「心字池」を巡る回遊式庭園
池に浮かぶ島には中国風のあづまや・六角堂
アーチ橋が配され 四季の移ろいが感じられるような造りに
なっています。
高台に在る 観耕台
外国使節の接待などに利用していた識名園
小国と思われたくなく いかにも広大な土地が広がっているように
工夫された所です。
沖縄戦で壊滅的な被害を受けましたが
1975年(昭和50年)から20年の歳月を費やし今の姿になった地
ゆったりと穏やかな気持ちになれる所でした。