京都市北区に在る
上賀茂神社(賀茂別雷神社・かもわけいかづちじんじゃ)
下鴨神社とともに古く 賀茂氏の氏神様をお祀りしています。
一の鳥居からの白玉砂利が敷かれた長い参道
右側には 見事な枝垂れ桜の木が植栽され季節の頃には
素晴らしい景観をみせるだろうと思われます。
外幣殿(御所屋)
1628年(寛永5年)造替 法皇・上皇などが御幸時の著到殿
二の鳥居を潜ると
細殿
立砂(盛砂)が目を引きます。
神代の昔 御祭神が降臨された本殿の後ろにある
円錐形の形をした神山に因んだものだそうです。
楽屋
土屋(右) 舞殿(左)
樟橋(長寿橋)を渡り楼門へと
その先には 高倉殿(祈祷殿)が この奥に本殿があります。
特別拝観・祈祷をお願いするかで本殿近くまで入れます。
楼門前にある
木造反り橋の玉橋(手前) 唐破風造りで木造廊橋の片岡橋
奥に見える摂社は 紫式部ゆかりの片岡社
1000年余の頃に 紫式部が縁結びを祈願してお参りをした社です。
~ ほととぎす 声まつほどは 片岡のもりのしづくに 立ちやぬれまし
若者ひとり お参りしている姿に 思わず切なくなってきました。
二の鳥居を後にして
右側に流れているのが 奈良の小川(下鴨神社にもありました)です。
小川に沿っての道に 紫式部の歌碑がありました。
2008年10月18日(平成20年)に奉納 鞍馬石に刻まれた歌碑です。
京都と言えば 女性ひとりの姿は意外と目にしますが
今回に限っては 男性(若者)ひとりの姿が見られ
ここでも 奈良の小川の岸辺に座り 瞑想・物思い?
そんな姿が見られました。
移動時間4分ほど 以前から訊ねたいと思っていた
京都府立植物園へ