十和田湖観光の拠点より奥へ 赤い鳥居を潜り
巨木の立ち並ぶ中を行くと鳥居が見えてきました。
ご一緒して下さる方がいたのでツアーの方とは別行動
是非にと思っていた 十和田神社へ
開基は古く 807年(大同2年) 坂上田村麻呂が一宇を建て
日本武尊を祀ったのが始まりと伝わっています。
鎌倉時代以前から山伏の修行場として また江戸時代には
南部藩が恐山と共に霊場とした所です。
拝殿は 1941年(昭和16年)に建てられたものです。
前面に 厄を祓う獅子 夢を叶えるバク そして両側に翁と嫗
嫗
翁
素晴らしい彫刻が施されています。
拝殿の後方に本殿 その右側に熊野権現
熊野山で修行をして全国行脚をした「南祖坊」にちなんで
健脚・旅の安全を願う神社です。
たまたま 神社の方がいてお話を聞くことができました。
ここより山中に入り鉄のはしごを使い降りた所にある 「御占場」
吉凶を占う場として信仰を集めているパワースポットがあるそうですが
状況的にも時間的にも無理です。
小さな神社ですが 自然の中にすっぽりと溶け込んだ雰囲気が
とても良い感じでした。
神社から湖に出ると シンボルである 高村光太郎作「乙女の像」
1953年(昭和28年)完成の裸婦像
19歳の方をモデルに 顔はご夫人・智恵子さまだとか。
因みにモデルの方は ご健在だそうです。
青森県十和田市と秋田県鹿角郡にまたがる湖
湖面の県境が定められたのは 2008年
青森県が6 秋田県が4の割合だそうです。
不凍湖である十和田湖 -7℃~-8℃と例年になく寒く
20年ぶりに凍ったそうです。
今にも降り出しそうな空模様
でも 散策の間は降られることなく 今夜の泊まりである
岩手八幡平のホテルに向う途中から降りだしてきました。