東山区祇園町・東大路通りに面している 八坂神社
「祇園乱闘事件」の祇御社の在った所です。
何時も 多くの観光客の姿が見られるところです。
舞殿
雨の降る夜 白河法皇が祇園女御に会うためこの辺りを通った時
前方に鬼のようなものが見えました。
供の忠盛に討ち取るよう命じましたが これを生け捕ると灯籠に
灯明を灯そうとしていた祇園社の僧でした。
討ち取ることなく生け捕った忠盛の行為を 人々は思慮深いと
感嘆したという。 その時の灯籠だそうです。
境内は 屋台が立ち並び多勢の人たちで賑わう中
さすが京の町 若い方の着物姿が彼方此方で見受けられました。
円山公園にも 人・人・人です。
大河ドラマ「清盛」
「祇園乱闘事件」が放映されましたね。
1147年(久安3年)祇御社(八坂神社)で起こった事件です。
清盛が宿願を果たそうと田楽を奉納するための芸人を護衛していた
家来達が武具を着けていたのを咎めた神人(神社の雑役をする人)と
小競り合となりました。
平家の家臣の放った矢が宝殿に当たったため 本寺である
比叡山・延暦寺の僧が 忠盛・清盛の配流を求める強訴へと発展
なかなか終結しませんでしたが 鳥羽法皇は罰金刑という裁決を下した。
ドラマでは 清盛が矢を放ったとの設定でした。
あの独裁的な白河法皇でさえ意のままにならなかった三つ
加茂の水・双六の賽・山法師
鳥羽法皇が 山法師・比叡山の僧侶に対しての裁決は
今までの根深い思いが(白河法皇に対しても)あったのでしょうか?
そして 鬼若の登場 後の武蔵坊弁慶です。
「龍馬伝」で 後藤象二郎を演じた「青木崇高」さんです。
あの時の風貌は 印象的でしたね。
頼朝は生まれたばかりですが 義経はまだ生まれていない頃の
乱闘事件でした。
義経と出会い最後までを共にした弁慶って 何時の誕生なんでしょう?
・・・なんて疑問をもちながら ドラマを見ています。