10月28日(金) 暑すぎるほどの秋晴れです。
宇和島市のほぼ中央にあり 標高74mの山頂に在る
宇和島城
1596年~1601年(慶長元年~6年)
築城の名手と言われた藤堂高虎によって創建されました。
その頃は 大半が海に面していたそうです。
家老桑折(こうり)氏の家屋敷地に残されていた長屋門が
移築された城山東北側の登山口より登城します。
不揃いの石段・苔むした石段に 年代を歴史を感じます。
井戸丸跡 井戸丸御門・矢倉などのあった重要な所で
この井戸も有事の際の重要な井戸だったそうです。
二之門跡
二の丸跡から振り返り見る 宇和島城
二の丸跡から 御大所跡(御台所)へ 広々とした空間の先に
まさにそんな感じの宇和島城です。
仙台藩主・伊達政宗の長子・秀宗が 1615年(元和元年)入封
二代・宗利の時に(1666年・寛文6年) 天守・城郭などの
大修理が行われました。
高虎の創建した望楼型四重の天守は 伊達宗利によって三重三階に
再建されましたが 基本的な城構えは 高虎時代のものだそうです。
段差が より高く感じられる階段です。
天守からの眺望 宇和島湾・街並みが素晴らしいです。
400年余の年月を物語るような石垣に 往時を偲びながら
城山南側の搦手道口に在るもう一つの登城口になっている
上り立ち門へ
武家の正門とされる薬医門形式で 現存する薬医門としては
慶長期に遡る可能性を秘めた貴重な建造物です。
天守と共に 宇和島城の遺構です。
現存天守12城の一つである 宇和島城
御殿建築の趣が随所に見られ往時の姿を 今も見ることの出来ます。
宿泊したホテルから5~6分で登城口に到着 少々険しい石段を上り
20分ほどで天守へ 開館時間9時よりも30分早く着きましたが
館長さんのご好意で入館させて頂きました。
元教師(社会科担当だったそうです)をされていたとかで
色々とお話を聞かせて頂きつい長居をしてしまいました。
また 昨夜泊の際 TVで 季節外れのひまわりが・・・
ただ 鬼北町にと目にしただけですが その話を館長さんにすると
聞き合わせて下さって 道順も詳しく教えて頂きました。
一時間ほど大回りになりますが R320号沿いに咲くひまわりを見て
次の目的地 大洲へ行くことにしました。
八月上旬に種を蒔いたものです。
1000本のひまわりがこの時期に見れるなんて思わぬ
嬉しい出来事でした。
指を順番に広げていくように 蕾から花開く様は 初光景
今まで 蕾か開いてるかしか見たことがなかったと思います。
ラブラブのとんぼちゃん !!
たまたまローカルニュースを見て知った ひまわりに出会えて
楽しい気分で 大洲城へ向います。