寿長生の郷~すないのさと と読みます。
すないとは、井戸の釣る瓶(桶)を引き上げる縄を意味するとか
豊国の古い言葉だそうです。
豊国って何処の地方だったのでしょうか。
・・・で、ここを訪れる人達に 活力を汲み上げて欲しいとの思いから
名づけられたそうです。
滋賀県大津市の南東にある 大石の里
自然を生かした広大な敷地・丘陵地に四季折々の木々・草花が
見られるそうです。
駐車場に着くと 係りの方の挨拶を受け 案内所になっている
風情のある民家に入っていくと 暖かいストーブの傍で
お茶とお菓子を そして郷内の説明をして頂いて
気持ちもほっこりです。
ここは、大石良雄(蔵之助)縁の建物だそうです。
途中で、大石と付く町名を見かけましたが 祖先が住んでいたようです。
長屋門
江戸末期の商家をイメージして作られた
ここのシンボル的存在の門です。
1000本ほど植栽されている 梅林
城州白梅で 12~13トンもの実が収穫されて和菓子作りに
利用されるそうです。
ここは、有名な和菓子屋「叶 匠壽庵」さんです。
「一度 開きかけたのですが最近の寒さで開花も遅れている」と・・・・
まだまだ見頃は、先のようです。
売店に飾られているお雛さま
数多くの美味しそうな和菓子が並べられていますが
お目当てのロールケーキは残念ながら完売でした。
(情報を下さった方のお奨めの品でした)
ホールでは、120体のお雛様たちが展示されています。
江戸時代の 古今雛・享保雛そして雅楽人形と
古式ゆかしい様に魅せられてしまいました。
一昨日 寿長生の郷のことを聞き
是非にと思い 早速に行ってきましたが
花・山野草ともに 残念ながら少し早かったようです。
お食事は、要予約です。
特製の近江牛のカレーセットは、予約なしでも可です。
でも、川床テラスにての食事は 昨日の寒さの中では風流すぎと
これもまた、残念ながらパスしました。
野の花観音と称される道には、折々の山野草が見られるそうです。
花マップを頂いたので もう一度訪れたいですね。
野趣味と風流さが感じられる所でした。