京都市北区金閣寺町に在る 京都観光でも超有名な所です。
正式名は、「鹿苑寺」です。
総門前も内も多勢の人です。
「方丈」前で「特別拝観をしています。お江~ゆかりの・・・」と声を掛けられ
拝観料 1000円と少し高いなぁ~と思いましたが 折角だからと
拝観することにしました。
此処へは3度めの訪れですが 方丈は初めてです。
1678年(延宝6年)後水尾天皇のご寄進によって再建され
つまり、お江の末娘・和子が後水尾天皇の中宮となった 東福院和子で
その念持佛・聖観世音菩薩像が公開されているということでした。
内部は、ガイドさんがこと細かく説明をしてくれました。
再建以来初の解体修理が行われ 日本画家の石踊達哉
森田りえ子両画伯の四季の草花を繊細に描いた杉戸絵
(樹齢800年の杉の木だそうです)が公開されていました。
方丈前庭
唐門を背景にして 後水尾天皇のお手植えの詫助の木があります。
名称の付けられた石が配された庭を眺め 縁に腰掛てゆったりと
時を過ごすのもまた良しと ここは、落ち着いた雰囲気です。
方丈北側にある 陸舟の松
足利義満お手植えの松です。帆かけ舟の形をした立派な松です。
方丈の西側からは、大きな松が視野をさえぎり 金閣がほんの少し。
先ほどの静けさは何処へやらと思うほど 此処は凄い人です。
絶景の撮影スポットです。
お釈迦様のお骨を祀った舎利殿「金閣」が有名なため「金閣寺」と
呼ばれるようになりました。
室町時代の池泉回遊式庭園
鏡湖池には、大小の島・石が配され 西日に映え一段と光輝く様と
池に映った逆さ金閣は、絶品の光景です。
東側からの金閣
裏側からの金閣
1397年(応永4年) 足利義満が、西園寺家の山荘を譲り受け
ここに、別邸を造ったのが始まりです。
1950年(昭和25年)7月2日 修行僧の放火により金閣は全焼しました。
1955年(昭和30年)復元
1986~87年(昭和61~62年)にかけて 漆の塗り替え
金箔の張替えなどの 昭和大修復が行われました。
寒さが緩み 気持ちの良い暖かさの中で
その時代に思いを馳せ歴史を感じながら
ほんの少し京の都に触れてきました。