那智大社
熊野三山の一つ
青岸渡寺の重厚な佇まいと反し隣接している「那智大社」は
朱塗りの艶やかなものです。
樹齢800年「天然記念物 樟(くす)の木」です。
根幹部が空洞化しています。
胎内くぐり
空洞に入り無病息災・長寿を祈願します。
本堂横にある「三重の塔」1972年に再建(400年ぶり)されたものです。
各層、各天井と板壁画に飾られ塔からの滝の眺めは美観でした。
来た路を戻り「那智大滝」へと
華厳の滝(栃木県)・袋田の滝(茨城県)とともに日本三瀑布の一つです。
落差 133m 銚子口 13m 滝つぼの深さ 10m
と記されていましたが以前より水量が少ないように感じましたが
さすがに、壮観です。
滝を御神体としている「飛瀧(ひろう)神社」が鎮座しています。
注連縄は年に2回取り替えられるそうです。
滝口の岩盤が三つに分かれていて三本に落ちる滝
「三筋の滝」と呼ばれています。
熊野那智大社は、この滝を神として自然崇拝からおこった社です。
今回、予定外でしたが時間的に大丈夫そうなので
熊野速玉大社・熊野本宮大社へも参拝することにしました。