竹生島
滋賀県長浜市早崎町
西国三十三ヵ所「第30番札所」です。
長浜港から30分の航路で竹生島港へと
周辺 約2km 標高 197m 水深 約100mの琵琶湖に浮かぶ島です。
入島料400円を支払い
165段の「祈りの階段」と言われる石段を上がって行きます。
宝厳寺(本堂) 弁財天堂
724年行基が開いた寺です。
宝巌寺五重塔(重文)
鎌倉時代のもので五重石塔での全国七基の一つです。
江戸時代に焼失、平成12年 約35年ぶりに再興された
三重塔です。
片桐且元が植えたと言われている樹齢 約400年 モチの木
ぼけ封じ・諸病封じの観世音菩薩さま
舟廊下(重文)
30mの渡り廊下で豊臣秀吉の御座船(朝鮮出兵時)「日本丸」の
廃材を利用して建てられたと伝えられています。
天井にその痕跡が見られます。
この廊下を渡りきったところに「都久夫須麻(つくぶすま)神社」があり
神仏一体だったのが後に分離したようです。
龍神参拝所にて
一枚に氏名、もう一枚に願い事を記し 鳥居に向かって
昨日の空も湖水もあくまでも紺く夏色です。
でも、湖面からは爽やかな気持ちの良い風が感じられました。
ゆっくりと巡っても30分弱の行程ですが
国宝・重文が数多く点在した所です。
島から眺める琵琶湖の風情も良し、遠ざかる竹生島の眺めも
また良しと 白波の立つ湖面を見ながら感激したひと時でした。