車は、社宅の駐車場についた


いつもより、にぎゃかな光景

目を疑った…。

たくさんのご主人達もいる


え‼︎今日は平日なのに…。

子供をバッスケットに入れて

共用玄関まで、行くと

奥さん達が、集まって来た



おめでとう‼︎ミキちゃん‼︎赤ちゃん見せて〜

あれ?

ご主人は?


とっさに、ちょっと用事があってと…


そうなんだ〜。創立記念日に退院なんて〜‼︎何だか、おめでたいね



ん?創立記念日??

結婚してから、一度も聞いた事がない

(はい!と笑ったが、それなのに、迎えにも来ない…。笑顔いっぱいの裏で、武の闇深さも感じた)


部屋は、思ったより、散らかっては、いなかった


さっきの、創立記念日の事で、頭がいっぱいだった


次に目に入ったのは、


出生届けを入れて置いた、役所の封筒✉️


両親の目を盗み、確かめた…。


3枚ある…。出してない…。

今日で、誕生から、14日

今日までが、提出…。


ひどい…。酷すぎる…。


私は、母に用事を思い出したからと

子供達を頼み…。

役所へタクシーを拾い走った


あの時…。

この人とは、はじめて、未来は、ないなと。確信しました。




つづく


【読んで下さり、ありがとうございます】