今年後半、最初の「ご縁の会」。
国立劇場での歌舞伎観劇会です。

「あれっ、歌舞伎ってやってるの?
歌舞伎座は工事中なんじゃない?」
っていう方が意外に多い。

お江戸の歌舞伎は、歌舞伎座がなくても
新橋演舞場や、ここ国立劇場でもやってますよ。

今月の演目は、中村吉衛門による
「天保遊侠録」と「将軍江戸を去る」。

吉衛門が、勝麟太郎の父・小吉と将軍慶喜を
演じ分ければ、甥の染五郎がワキを熱演。

現代の不安定な政治状況にもダブる状況設定に
グッとくるものがありました。
(ちなみに元首相のN大勲位も2列前で観劇してました)

さて「ご縁の会」としては、お芝居の前に劇場近くの
「はかた会館 網」で会の口火を切りました。

$「ご縁の会」事務局長のブログ-説明会1


中庭越しに英国大使館の緑が望めるお部屋で、
まずは博多織の説明会。

$「ご縁の会」事務局長のブログ-説明会3


最初に、私が「博多織と江戸」の歴史について説明をし、
続いて博多織の織元、筑前織物さんから献上柄の由来などを
話していただきました。
仏具として使う独鈷や華皿がデザイン化されているなんて、
知らない方も多かったみたいです。

$「ご縁の会」事務局長のブログ-劇場入り口


お話、食事の後に徒歩5分程の国立劇場へ。
大劇場の入り口で、記念にパチリ。

お芝居は、12時開演で三幕六場。
世話物なので、話もわかりやすいし、
吉衛門さんのテンポの良い江戸弁で、
あっという間に時は過ぎていく。

芝居がハネたのは4時ちょっと前。
一旦、座席を立ってから、その後はお待ちかねの
「スペシャルサービス」
内容は、劇場側との約束で紹介できませんが、
皆さん、チョットできない体験に満足して頂けたようです。

最後は、恒例の集合写真。
$「ご縁の会」事務局長のブログ-集合写真1


$「ご縁の会」事務局長のブログ-集合写真2


二組に別れて、パチリ。
今回も、和装ならではのお楽しみを
味わって頂けたようです。
博多織と江戸の歌舞伎が、なんで関係あるの?

はい、そのタネあかし。
着物好きじゃなくても、名前ぐらいは聞いたこと
はあるのが博多織。
でも、ずーっと昔から全国区のブランドっていう
わけではなかった。

幕末の文化十一年、博多の桝屋清兵衛が江戸へ出て
博多織を売ろうと思った。
でも、なかなか買い手がつかない。
そこで、ひらめいたのが歌舞伎役者。
人気役者に舞台でしゃべってもらえば、宣伝になるかも。

今でいえば、キムタクやマツジュンに着てもらうようなもの?
当時は、団十郎と半四郎。
「助六縁江戸桜」で、団十郎の助六は博多萌黄に黒の独鈷、
白の華皿の献上織の反物。
半四郎の揚巻は、紫と黒の棒まじりの博多織。

この衣装で、「この博多は唐糸だから誠に強くて、
いつまでしても、切るることがねぇ」
と啖呵を切った!!

これが当たって、またたくまに江戸中の評判に。
「花のお江戸の舞台を飾った『博多織の助六』」の一席でした。

$「ご縁の会」事務局長のブログ-はかた


ということで、「ご縁の会」では開演前の昼食を国立劇場のお隣、
ふくおか会館の「網」でご用意しました。
博多織の織元さんにもお越しいただき、博多織のうんちくも、
ご披露してもらいます。

お楽しみにビックリマーク
「ご縁の会」今年の後半は、国立劇場での
歌舞伎観劇会です。

銀座の歌舞伎座は建て替え工事中。
その間、東京での歌舞伎は新橋演舞場や、
ここ国立劇場などでの観劇になります。

国立劇場さんとは、ちょっとしたご縁があり、
我々の会を説明したところ、団体で良い席を
おさえて頂けるとのこと。
おまけに、「ご縁の会」だけの特別な趣向も
用意してくださることになりました。
具体的な内容は、参加されてからのお楽しみ音譜

さて、いつも日本の伝統文化を楽しんでいただく
「ご縁の会」ですが、もっと着物や染め織のことも
話が聞きたいドキドキ
というリクエストがありました。

御意!

ということで、歌舞伎にまつわる染め織の話題として、、、
博多織を紹介することになりました。

$「ご縁の会」事務局長のブログ-献上


なぜ、博多織と歌舞伎はてなマーク
という謎は、次回へ続く。