自信がない人へのコーチング その1 | 社員と顧客と経営者の幸福

自信がない人へのコーチング その1

こんにちは 心のソムリエ 橋本文隆です。

自信過剰でメチャクチャな人も困りますが、
自信がまったくない人も困ります。

自信のなさが、上達や成長を阻害します。


自信のない人へのコーチングにも、いろいろな方法があります。
最も代表的なやり方は「ほめる」ことでしょう。

上手くほめることで、人は自分に自信を持ち積極的になります。

しかし、下手なほめ方は、効果がないだけではなく、
成長の邪魔になることがあります。

「すごいねー」とほめても、「そんなの普通でしょ、
バカじゃないの」
と思われたら台無しです。


そこで、基本的な無難なほめ方からお伝えしたいと思います。


どうほめたら良いのかよくわからないときは、何か少しでもできているところを見つけて、「~はできていますね」と事実を指摘するようにします。

どんな小さなことでも、「できていることはできていると認める」
これが出発点になります。

ほめられるのが苦手な人でも、事実は否定できないので、
受け入れやすくなります。


さらにプラスしてほめるには、
「~ができているのは、私は素晴らしいと思う」
という風に肯定的な感想をつけ加えます。

ただ「素晴らしい」とほめると、「そんなことありません」
拒否反応が出る人がいます。
「私は、思う」という感想にすることで、拒否反応を防ぎます。


この時、「どんな小さなことでも、できていることは素晴らしい」と、本当に思っていることが必要です。

思ってもいないのに、言葉だけ「素晴らしい」と言っても
ウソくさくなります。

小さなことでも、相手を素晴らしいと思う心があれば、
コーチングはとても上手く進みます。