いつもお読みいただきありがとうございます。
本日は、大阪拠点の向井綾香が担当させていただきます。
楽しそうに笑ってます。
昨日は、大阪では震度6弱の大きな地震がありました。
これはまだ余震で本震はこれから…と言われているので
関西に居らっしゃる方は十分にお気を付け下さい。
私は昨日はたまたま広島に向かう新幹線の中でした。
揺れを感じることもなく、ネットニュースの速報で事態を知りました。
家族や友人、お客様、先輩など
色んな方から安否の確認の連絡をもらいました。
本当にありがたいです。
そしてSNS上では東日本大震災や
熊本の震災を経験した方の知恵がたくさん飛び交っていました。
もちろん情報によっては本当に正しいのかを
判断をしなければいけないこともありますが
こういう時に「人の温かさ」をとても感じた瞬間でもありました。
さて、本日は「当事者と傍観者が分かり合うために」ということについてお話できればと思います。
昨日の地震から気づいたお話です。
私はいま大学の後輩と同居生活をしているのですが
同居人は昨日の地震で仕事が休みになり、自宅待機をしていました。
自宅待機の連絡を受け、今後の備えについてやりとりをしていました。
彼女は教育関係の仕事をしており、昨年の学校の防災訓練の防災グッズ担当だったらしく
私がネットでかき集めた内容よりも早く諸々の準備に動いてくれました。
家に帰る頃には、二人分の防災グッズ・非常食の準備が万端でした。
そして、いつもはゆっくりなペースで歩く彼女が
今朝あった震度3の揺れあった時にはとっさに玄関に走り、扉をあけるという動きまで…
私は「あっ揺れてる…」と、のんきに朝食を取っていました。(笑)
彼女の存在に頼りきってしまい、私はただ傍観者としてその場にいただけでした。
これは経験ある人間と経験がない人間に醸成される気持ちの違いなのだろうなと感じました。
(ここでの経験とは、彼女の職場での経験と昨日の大きな揺れを経験している。
私は防災訓練も高校生で卒業。そして、昨日の揺れを経験していませんでした。)
きっとこの状況は組織の中でも日々、起きているのだろうなと感じます。
・経験があるからこそ、先を見てすぐに判断をして動けるリーダー
・経験がないからこそ、どこか当事者になりきれず傍観者になっている社員
よくある事としては出来るリーダーに任せっきりになってしまい
ぶらさがり社員が生まれてしまう…という状況です。
経験がある、ないが全てではありませんが、
行動に現れる時に差が出てくるポイントではあると思います。
かといって、経験をいますぐに…というのも難しいですし時間もかかります。
いますぐに出来る事としては、
経験は無くともお互いの危機感を共有し、共に備えることはできることはできる…
ということだと思います。
そうすると経験が無くとも、当事者として協力ができる事が見えてくると思います。
ボーっと見て何もしない。そして事が起きた時に慌てふためく…
私もそんな経験は山ほどあります。(笑)
きっとこれは日常の中で何気なく私も引き起こしていることなのだろうな…と感じたことでした。
「いざという時は、“いざ”という時しかこない。だからこそ備えが必要。
何もなければ何もないでいい。何かあった時に後悔しないために」
それは昨日の夜、同居人が私に言った言葉です。
“備えあれば憂いなし”
まだまだ、緊張感のある生活を送ることが必要ではありますが
関西にいらっしゃる皆さまは十分にお気をつけください。
明日はジャケパンデビュー
本町の街を見て地震の心配をしてる
荻さんを隠し撮りしようとしてバレた瞬間です