いつもブログをお読み頂きありがとございます!
今回は藤本が担当致します。
前回のブログで、新幹線内での騒がしい人についての私の苦悩を書きましたが、
それをご覧になった方たちから「藤本さんは怒りやすい人なのですか?」とご質問を頂きました。
はい、正直に申しますと怒りやすい性格
です。もう少し前はもっと怒りやすい性格でした。
寧ろ怒りと言うものは自分を突き動かすエネルギーであると信じていたところがありまして、
また、周囲が私より更に怒りっぽい人だったという事もあり、伸び伸びと怒っておりました。
ただ、社会に出て躓いてこれではマズイと気づき、色々とトレーニングを積み、
ようやく平均レベルまで持ってきたという経緯があります。ただ、まだまだ修行が足りません。
新幹線内での騒がしい人くらいで我慢しているのですからね。
そこで今回の件をきっかけに試したのが、最近流行りのアンガーマネジメント。
怒りをコントロールする心理トレーニングです。色々と調べている中で、一番興味深かったのは
「怒りとは第2次感情であり、その前の第一次感情として不安、悲しさ、悔しさ、恐れなどがある」という内容です。
「え、私、いや、僕は新幹線内で騒がしい人を見て、私は不安、悲しさ、悔しさ、恐れを感じていたんだ・・。」
そう振り返れば、何だか繊細な文学青年みたいで良いですね。
私の心のブレーキとなっていた「ジェントルマン路線」よりもしっくりきましたので、繊細な文学青年路線へと方向転換。
「ホンマに腹立つわ!(社会人として不適切な言葉に変換してください)じゃ!」から
「僕はこの件について、とても悲しい。」と心の叫びを強制的に変換してGWに突入、今に至ります。
実際に試してみたのですが、
コンビ二レジ前で並んでいる時に横入りされたので、僕はとても悲しい。
いつもは美味しいトンカツ屋さんの油が今回のみ古かったので、僕はとても悲しい。
大事な釣り竿を子どもが折ろうとしたので、僕はとても悲しい。
柴田拠点長が既読スルーをした。僕はとても悲しい。
と、瞬発的な怒りからジワジワくる怒りまで対応でき、なかなか使い勝手が良いのです。
実はGW期間中、腹が煮えくりかえるほど怒りかけた事もあったのですが、
「~ので、僕は悲しい。」のパートを、咄嗟に「北の国から」の純くんの声に変換し、
語尾も「悲しい訳で・・。」にアレンジするとセーフでした。
アンガーマネジメントを始めたけど挫けそう、という方は、是非、「北の国から変換」をお試しください。
これまで、前向き発言に変換することなどを試していましたが、やはり自分の気持ちを誤魔化しているためか、
「これは勉強になったと思えばラッキーだ・・。でもなんか腹立つなあ・・」とスッキリせずに終わっていましたが、
「悲しい変換」は自分に正直にかつ冷静に自分を見つめ直せるので、穏やかなスッキリを得られますね。
心配していたエネルギーの低下もそれほど無く、怒りでエネルギーを無駄遣いしない分、
総量的にはトントンちょい黒字程度です。もう少し続けて、また報告致します。
最後までお読み頂きありがとうございます。
次回は、ようやく順番が回ってきました荻さんです!