こんばんはー本日は福岡の北村がお送りします^^


 

この前、同い年の友達の飲んだ時のこと。

「いやーー、今のゆとり世代ってやばいわ!」
って言っていました。

(えーーと、君もゆとり世代のはずなんだけど・・・)

話を聴いてみると、その人が今のゆとりがやばいと思った理由は、

「反応がない」ということらしいのです。


その人も新人教育をしなくてはいけなかったらしく、
でも、どのように教えたらいいかわからない。

そこで、新人の子たちに
「今、何か知りたいことがありますか?」と聴きました。

すると、その場に新人は20名ぐらいいたらしいんですが、
全員が

シーーーーーーンっという感じだったらしいです。

その人の立場からしてみれば、
本当に学びたいなら、質問したり、意見を言ったりしろよ!
と腹が立ったそうです。

まぁ、気持ちはわかります。

「自分たちの時は積極的に質問してたのになー」と思ってしまいます。



ただ、僕は思うわけです。

それは、

「ゆとり世代だから」ではなく
「複数人へ一斉に質問しているから」ではないかと。


例えば、私たちもよくセミナーを開催します。

対象者は、基本経営者・経営幹部の方々です。

10~20名ぐらいでセミナーを開催しますが、
そこで毎回質疑応答の時間を取ります。

「何か質問等がありますか?」と。


でも、それで皆さんの前で質問する方って、
どれぐらいいらっしゃるかイメージ付きますでしょうか?

ちなみに読者さんは、20人ぐらい参加者のいるセミナーで、
手をあげて、堂々と質問されますか?笑


はい。実は、ほとんどいません。
3回開催して1回ぐらいじゃないですかね。

たいていは、
シーーーーーン。「はい、ではもし質問がある場合は個別でお願いします」
となるわけです。


じゃあ、この経営者の方々って、ゆとり世代でしょうか?
むしろがっつり詰め込み教育を受け、今の日本の経済を支えてきた
立派な大人の代表です。

むしろ、意欲が高い人種に属すると思います。
※少なくとも社内では一番影響力のある存在なわけですから。

でも、そういう方々も10人、20人集まれば、
質問や意見を言わなくなってしまうんです。

この問題を、「ゆとり世代の問題」と言われたら、
ちょっとそれは偏見がきっとあるんだろうと思います。

それは、ゆとりだからじゃなくて、
複数人だからなんです。


実は、こういう問題の挿げ替えは、
よく起こっていたりするのだろうと感じます。

ぜひ、「最近の若者は!」「ゆとり世代は!」と思った時、
「本当にそれは、ゆとり世代だからなのか?」というのを
一度考えてもらえると、
若手社員の育て方や関わり方が変わり、
育ち方も変わるかもしれませんね!


ちなみに、今回そんな新人育成の仕方をお伝えるするセミナーを
開催することになりました。
もうすでに満席直前なのですが、もしご興味があれば。
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若手社員を採用した経営者・人事のための、
失敗しない新人社員の育て方セミナー


http://www.solution-hr.com/sol/seminar/taiken1/shinjinikusei/index.html
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月曜日は、ザ・ゆとり世代ですが、
一生懸命目標に向かって動いてくれている米川くんです!