いつもお世話になっております。

東京拠点の奥村彩乃です。

 

本日は、発信を続ける人がいるから、変革はうまれるという

お話させていただきます。

 

 

先日、大学時代の恩師が「働き方改革と組織開発」というテーマで

講演をされるということで、愛知県の母校に行ってまいりました。

 

この講演では、愛知県にある2社の企業様の、組織開発の事例をお聞かせいただきました。

どちらの企業様も、グローバルに活躍され、社員様数も何千、世界で見たら何万を超える

企業様なので、今、私たちがさせていただいていることと、

どんな違いがあるのかということが、とても興味深かったのですが・・・

 

 

結論は「根本は同じ」ということでした。

 

 

どちらの企業様も、社内のそれぞれの部署の、人間関係やコミュニケーションなど

ソフト面に働きかけをされ、会社全体を良くしていこう、という取り組みをされているのですが、

 

ソフト面への働きかけで、すぐに数字に現れたり仕事そのものに直結をしないものなので、

「こんな無駄なことに時間を使うなら仕事をさせてほしい」「本当に意味があるのか」という声が

あがることも、多くあったようです。

 

しかし、その取り組みを始めてから1年半ほどたった今は、

 

まだまだ進化途中であれど、取り組みに対して社員様の方から

「もっとこうしてみたらいいのではないか」や、「最近こんな変化を感じられるようになった」

という声が上がってくるにまでなったようです。

 

 

ここまで聞かせていただくだけでも、どこの企業様でもどんな場所でも、

人である限り「何かを変える」ことは、困難が伴うものなんだと感じました。

 

 

そして、私がもっとも印象的であったのは、質疑応答の時間で

「組織を変えようと思ったときに、重要だと思うことはなにか」という

質問をさせていただいたときの、講演された方の答えでした。

 

 

それは「何のために、働き方を改革をするのか、何のために組織を変えようとしているのか、

この想いを、まずは誰かひとりでも強く持って発信しつづけること」ということでした。

 

「反発をされても、共感が得られなくても、誰かが発信を続けなければ、

届く想いもなく、改善はうまれない」ということでした。

 

 

組織を変革させていく立場として、

忘れてはならないことを思いださせていただきました。

 

 

組織だけのことに限らず、普段のコミュニケーションにおいても

「反発」や、「共感が得られないこと」があると、諦めてしまいたくなったり、

投げ出してしまいたくなることは、誰でもあると思います。

 

それでも「発信」をする人がいなくなってしまえば、

うまれるコミュニケーションもなければ、改善されるものもありません。

 

困難なことがあったときこそ、迷っているときこそ「なぜそれをするのか」という、

自分の中の、根本的な想いがためされているんだろうなと感じました。

 

 

今の自分の中の、どんなことがあっても“やる”の選択ができる、根本の想いは何か。

その想いが、日々磨かれているのか。強固なものとしてあるのか。

 

今の自分を客観的にみると、ためされているなと感じます(笑)

しっかり向き合っていきたいと思います!

 

 

 

本日もお読みいただきありがとうございました。

 

明日の担当は、拠点は離れていてもいつも気にかけてくださることに感謝!

大阪拠点の土田さんです!(^^)