こんにちは!いつもブログをお読み頂き、ありがとうございます!
今回は藤本が発信致します。
先日、子供の運動会に参加してきました。
私の住んでいる地域は、スポ根系の方が多いのか、ゆとり教育の反動なのか、
何とか自分の子供を1位にさせようと、近所の公園などで、
やたらとダッシュの練習を子供に強いている方が多いのです。
実は、私もその一人でして、来るべき日に向け、特にリレーで活躍できる様に、
一か月前からダッシュ&コーナーリングの練習をさせていました。
同時に、子供と同じキリン組の子の練習風景を見て、戦力を分析。
どの子が速いのかもチェック。もしその子が相手ならば、
コーナーでは内に食い込んでいけという、ガチの戦術まで授けたり。
そして、いよいよ当日。決選の時、来る。
ただ、リレーの相手を見て、ビックリしました。
「足の速い子が紅組に偏り過ぎ!」
我が白組は、どちらかと言えば、砂場でゆっくり遊んでいる様な子が揃っています。
リレーは抜いて抜かれてこそ面白いのに、これでは圧倒的な差がつくではありませんか!
とはいえ、先生方に意見すると、その瞬間からモンスターペアレントの仲間入り・・。
と、悶々と見ておりましたが、結果は、なんと息子チームの圧倒的勝利。
そのカギはバトンワークにありました。バトンの渡し方がめちゃくちゃうまい。
各個人の力がいかに凄くとも、優れたチーム力の前には差がつくという構図が、
まさか、子供のリレーで見られるとは思ってもいませんでした
もしやこれは意図されていた事??ならば、日本の将来は明るいです。
さて、このバトンワーク、採用でもモノを言います。
ターゲットを採用競合から勝ちとる力を、採用力と呼びますが、
採用力の内訳として、
1:企業力(知名度・規模など)
2:採用広報力(採用している事実を知らしめる力。また動機づけのコンテンツ力など)
3:採用実務力(応募者のデータ管理、面接官の能力、面接設定する力など)
と、以上の3つを挙げられるのですが、この中で一番差がつきやすいのは3です。
①の企業力は一朝一夕で上がるものではなく、
②の採用広報力は、広報への投資合戦に巻き込まれ・・・
と、どこかで限界が出てくるのですが、
③採用実務力は、青天井で伸ばせるのです。
例えば、今年の新卒採用では、採用実務力の中の要素である、
面接設定能力がモノを言いました。
各社が内定だしに焦るあまり、面接日程を詰めてくる。
→応募者は同日程同時刻に複数社の面接が被る。
→応募者は、その中から優先順位の一社を決め、他は辞退。
となる事が多かったのですが、
この時、「じゃ、この日程はどう?」と再設定のスピードが早ければ、
取りこぼしは防げるのです。
にも関わらず、取りこぼしている企業さまが多いのは、
「面接官である現場責任者の、日程をとり辛い。」
「面接日を変更すると、露骨に嫌な顔をされる。」
「面接日変更を連絡しても、なかなか返事が返ってこない。」
という事態が起こっていたから。
バトンを渡したくても、受け手に遠慮しているのです。
リレーチームなら、由々しき事態!
この事態に対して、経営陣から、
「採用担当は、もっと社内を巻き込まないと!」
「仕事が遅いから、そんな事になるのだ!」
という声が起こってくると、事態は更に悪化。
経営陣が、また立場の違いを無視した要望をしてきたぞ、という絶望感、
もうヘルプを出しても叱られるだけだぞ、という委縮、によって、
更に動きが鈍くなってしまいがちなのです。
当社の採用陣はなっとらん!という経営者さま、
自分は採用に協力している!という経営者さま、
採用担当者さまのお話に、もう一度だけ耳を傾けることを
強くお勧め致します。
もともと、何をしているかわからんなあ・・という経営者さま、
もう少し関心を持ってあげてください。
それだけで事態改善、という事も多々ありますよ。
どこに関心持ってあげたら良いのかな?
という方は、是非、ご相談くださいませ。
採用担当者さまを元気にする事は、
企業が元気になるきっかけになりますので、
まずは、そこからお手伝いできればなと考えています。
最後までお読み頂きありがとうございます。
次回は、社外でも講師デビュー、
その紹介写真がスカしすぎと噂になった、柴田くんです!!