こんにちは。いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
今回は、藤本が担当致します。
昨日は母の日でしたが、皆さまいかがお過ごしでしたでしょうか?
昨年の我が子は花を摘んでプレゼントするという、
子供なりになかなか気の利いた事をやっていたのですが、
ただ今年は、花屋のぬいぐるみ付き花カゴを滅法気に入ったらしく、
父親(私です)の財布を頼る事に。結構、高価な一品でした・・!
さて、本日は「新卒採用面接での適切な質問」についてお話します。
私は、主に新卒採用のご支援を担当しているのですが、
その中で「面接では、学生に何を聴けば一番良いの?」という質問をよく頂きます。
結論から言えば、「行動事実のみ」で、まずはOKです。
元来、人は「自身の考え方への問い」に対して、平気で嘘をつける性質があります。
騙してやろうという気持ちではなく、自分の立場や質問者への配慮により
「その問いにする、最も良い答え」を無意識に探そうとするのです。
ですから、面接で「その時どう感じましたか?」「あなたにとって、仕事とは何ですか?」と聴いても、耳障りの良い回答しか返ってこないはずです。
それよりも、何を・どの様に・どれくらい期間・誰とやったのかという行動事実を聴いてください。人は過去に自分のとった行動に対しては嘘を付くことに大きな抵抗感を感じます。大方の学生さんは、正直に回答してくれるので(仮にごまかしがあったも、直ぐに見破れます。)、学生さんのパーソナリティを理解しやすいですし、学生さんの行動がもたらした成功体験を、自社で再現できるかもイメージできるはずです。イメージできたなら、是非、それを学生さんにフィードバックしてあげてください。
「その行動は、当社の仕事の○○なところに役立つよ!」
この回答ほど、今の学生さんを喜ばすものは無いでしょう。
就活生は、昨今の売り手市場のお蔭で、「内定なんて楽勝」と思っていますが、
社会に出て活躍できるかということに関しては、漠然と不安を抱えています。
むしろ、買手市場時代よりも、今の学生さんの方が不安なのではと考えています。
本来、企業側が学生さんに面接シーンなどでしっかりと話し合い、
「自分はこの会社に入って、何となく活躍出来そう。ついていけそう。」と
学生さんの自己効力感を醸成させ、不安を払拭してあげるものなのですが、
今はどの会社もすぐに内定出しをしてしまうので、学生さんとしては
「自分の何が良かったのだろう?果たして自分は通用するのだろうか?」と
不安を抱えたままのケースが多いのです。
不安が続けば必ず内定辞退に繋がります。逆に、不安が払拭され、自己効力感が生まれたのなら、他社の内定を蹴って自社に来てくれます。私は16年間新卒採用の現場にいましたが、このケースは非常に多く見てきました。ですから、是非、機会があればお試し頂ければと願っております。
文字数の関係上、本日のご説明はここまでに留めておきます。
もう少し詳しく知りたい・・とご興味を持って頂いたのなら、
是非、当社までご連絡くださいませ。
最後までお読み頂きありがとうございます。
さて、次回は、5月1日よりソリューションに入社した中村くんです。
先日、初めてセミナー議事録の作成に挑戦。
一発でOKとはいかず、先輩たちからのフィードバック集中砲火を浴び、
それでも根性で書き直しているのが、こちらの写真です。
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