こんにちは。
他社様の新入社員合同合宿研修(通称FCC)帰りの北村です。

 

 

マーケ担当で、今まで支援にほとんど入ってこなかったのに、
この数ヶ月で異様に現場最前線に繰り出しております笑

 

最前線を出るマーケッターとして頑張ります笑

 

さて、クライアント様の新入社員様へ研修で
一つ大きな気付きというか、衝撃がありました。

 

それは、
『今、自分ができることを全力でやる大切さ』です。


今回の研修は3泊4日だったのですが、
3日目の夜は、色んなことがあり、そりゃ~まぁ~混沌でした!!

皆が夜遅くまで話し合い、「このチームをどうすればいいか?」
を必死に考えた時間となっていました。

 

ある新入社員のIくんも、
全員のために何ができるかを必死に考えていました。

「こんな自分に何ができるのか・・・」
「考えがうまくまとまらない・・・」
「最終日である明日は午前中しかもう時間がない」

 

でも、何か良案が浮かぶことがなく、
朝を迎えてしまった様子でした。


そうした中、始まった研修で彼が行なったことが
 

「参加者22名全員の名前を一人ひとり呼ぶ」ということでした。


実は、これは前日に講師の土田から
「全員への宿題」として出されていたものでした。

 

22名の参加者の名前を皆さんがうる覚えだったため、
研修3日目に「本日で必ず全員の名前を覚えてください」
と宿題を出しました。

 

しかし、実際には3日目には全員に色んな葛藤・試練があったので、
参加者のほとんどが「それどころではない」という状況だったと思います。


でも、そのIくんはきちんと覚えてきたのです。

4日目の朝、「昨日の振り返り」を一人ずつ全員の前で発表する時間に
Iくんは

 

「皆さん、名札つけていますか?その名札を自分の手が隠してください」

 

とだけ、皆に言いました。


そして、一人ひとりの前に立って「○○さん」と名前を言い当てていき、
全員分の名前を言い切ったのです。

 

特に
「皆さん、宿題覚えていますか?」とか
「僕はきちんと覚えてきましたよ」とかも言わず、

 

ただ、「これが今の自分にできる必死のことです。」といわんばかりに
健気でまぶしい姿を見せてくれました。

 

わざわざ名札を隠させなくてもいいのに、
わざわざ全員の前でやらなくてもいいのに、
Iくんはあえて自分を追い込んでやりました。

 

その姿を見て、
「何をすればいいのか」なんて正解はなくて、
「今の自分に何ができるのか?」を必死に考え行動するこ
とが、

周りを動かすことになるのだと気付かされました。


社会人の先輩である我々は、どうでしょうか?

 

文句を言うのは簡単、
「もうだめだ」と言うのも簡単、
誰かのせいにするのも簡単です。

 

それでも、

 

「自分にできることはなにか?」

 

その問いを自分にし続け、
応えていく姿が誰かを動かしていく。

それを新入社員の方に教えてもらいました。


自分も負けていられませんね。